渋野日向子が“米国仕様”の激変ボディでミレニアル世代と好感度バトル

 新型コロナウイルス拡大の余波を受け、女子ゴルフ界もまた開幕の見通しが立たない。5試合連続で開催中止が決定される中、3月22日に放送された「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 特別編」(テレビ朝日系)にスマイル・シンデレラこと渋野日向子(21)が生出演した。

「渋野がTポイント・ジャパンとスポンサー契約していることで、大会最終日の放送枠にホステスプロとして出演しましたが、オフの肉体改造による体の変化にビックリしました」(スポーツ紙記者)

 その変貌ぶりは、番組の冒頭からMC役を務めた先輩の上田桃子に「めちゃくちゃ大きくなったね」と突っ込まれるほどで、

「渋野自身、『プクプク太りました?』と苦笑いしていたが、来年から米女子ツアーに本格参戦するため、オフに下半身強化に努めた成果です。飛距離アップはもとより、苦手なアプローチショットでも安定感が増している」(スポーツ紙記者)

 スケールアップした渋野の活躍が楽しみになる一方、今季は「ミレニアル世代」(00年度生まれ)が猛チャージ。ゴルフライターが解説する。

「昨季は、98年度生まれの『黄金世代』が7人でツアー12勝し、旋風を巻き起こしたが、今季は2学年後輩の『ミレニアル世代』に注目です。その中でも代表格が安田祐香(19)。昨年の海外女子メジャーに出場した2戦ではいずれも予選通過し、オーガスタナショナル女子アマでは堂々の3位。プロテストに一発合格し、ファイナルQTも2位で、今季ツアー前半戦の出場権を獲得している。プロテスト落ちをバネにして這い上がってきた渋野に対し、安田は挫折知らずの優等生タイプですね」

 当然ながら将来性も買われていて、

「渋野が宮里藍を長年バックアップしてきたサントリーと所属契約しているように、安田は初代の岡本綾子から数えて4代目となるNECと、今年2月に契約を交わした」(スポーツ紙記者)

 ただし、2人のプレースタイルはかなり異なる。

「例えばドライバー飛距離にしても安田は平均230ヤードですが、パーオン率が高く、本人も『アイアンショットの精度が武器』と言っています。体型もデビュー時に165センチで62キロだった渋野に対し、安田は163センチで53キロとスレンダーです」(スポーツ紙記者)

 そんな違いがあるとはいえ、報道陣やファンからの好感度はともに高く、

「渋野が岡山弁で話すように、兵庫県出身の安田は関西弁。ナショナルチームの外国人コーチが英語で質問しても『英語で返すなんて無理やで?』と関西弁で受け応えするような天真爛漫さがある」(ゴルフライター)

 スポーツカー好きで「ランボルギーニの『ウラカン』に乗りたい」と話す安田が、ツアー再開後はアクセル全開で、しぶこファンを振り向かせるか!?

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