渋野日向子「オトコ断ち」と「鈴木愛封じ」マル秘特訓(上)東京五輪に集中!

 琉球ゴルフ倶楽部で開催予定だった国内ツアー開幕戦は、猛威を振るうコロナウイルスの影響を受けて中止が決定。日本人初の世界メジャー2勝目の偉業に挑む渋野日向子(21)の活躍にまたもブレーキがかかる結果となった。厳戒態勢の中で彼女が準備してきた幻のツアー対策とは─。

「開幕戦が中止になり非常に残念ですが、トーナメントの再開に備えて、しっかりと調整を続けていきたいと思います。まずは一刻も早く事態が収束することを願っております」

 3月5日から無観客試合として行う予定だった「ダイキンオーキッドレディス」中止の報を受けて、渋野はこうコメントを寄せた。スポーツ紙記者が解説する。

「出場を予定していた2月の米ツアー、ホンダLPGA、HSBC女子世界選手権が続々と中止の憂き目に遭い、渋野サイドは国内ツアー初戦に焦点を当ててきた。『じっくり調整できた』と前向きに捉えていただけに残念ですね」

 昨年、ルーキーイヤーだった渋野は、開幕戦の出場資格さえない立場(QTランキング40位)ながら、そこから怒濤の快進撃で賞金女王争いに食い込んだ。

「彼女の『2年目のジンクス』を心配する声は聞こえてきますよ。一般的な理由はオフの多忙による体のケアの怠りや練習不足、環境の変化。また注目を集める立場になり、自分を見失いパフォーマンスを落とすケースです」(スポーツ紙記者)

 年末年始は「笑う」渋野を、お茶の間でずいぶん見たような気もするが‥‥。

「事務所が徹底的に取材を制限して休ませていました。正月向けの取材は12月23日に新聞や雑誌記者50人ほどを一堂に集めての合同インタビューのみ。そのあとにテレビ局の正月番組もハシゴして終わらせ、以降は30日まで完全休養。紅白歌合戦の審査員出演は『全国のファンに感謝したい』という渋野の希望からでした」(スポーツ紙記者)

 年明け後も、地元のイベントや挨拶回りを短期間に集中させ、1月下旬からのタイ合宿の帯同取材も異例の自粛を要請していたというから、スポーツ紙デスクも苦笑いを隠せない。

「行き帰りの空港での囲み取材さえNGという徹底ぶりで、ゴルフに集中させていました」

 この報道陣泣かせの徹底ガードは「東京五輪に出場してメダルを獲る」という、渋野の強い思いの表れだという。ゴルフライターがあとを引き取る。

「渋野は、今年の抱負について『今は東京オリンピックのことしか考えていません』と話しています。その表れか、『オトコ断ち』もしているようですね」

 1月4日放送の正月特番「しぶこと千鳥のナイスパーじゃな!」(テレビ東京系)で「彼氏は?」と聞かれると首を横に振り「おらんです」と返答。ただ、しぶこスマイルを交えて「うーん、心のよりどころは欲しい‥‥」と、本音を吐露する一幕も。

「周囲は『自由にどうぞ』というスタンスですが、番組内で黄金世代の親友・大里桃子が『会う暇もないぐらいの感じだもんね』とフォローするほど、本当に練習漬けの日々ですから。1月下旬からの10日間のタイ合宿も、基本練習が中心のハードなものだったとか」(ゴルフライター)

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