渋野日向子、絶体絶命の裏に「3人の男」(1)熱愛報道が火に油を注いだ

 渋野日向子が、全英オープンで劇的な優勝を飾ってはや1年半。一躍、世界のトップに躍り出たシンデレラガールが、スランプに苦しんでいる。その絶体絶命の危機の背後に、今後を大きく左右する「3人の男」の存在が急浮上しているのだ。

 日本女子ゴルフ界のエース・渋野日向子(22)は、以前から東京五輪への出場意欲を公言していたが、ここにきて封印。今年は米女子ツアーに長期遠征で臨むため、国内戦での不在が多くなりそうだ。スポーツ紙デスクが言う。

「今年3月13日、国内ツアー2戦目の『明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント』の2日目、プレー後の記者会見で、渋野から今年の海外初戦となるメジャー戦『ANAインスピレーション』への出場表明がなされ、同時に『その後、何カ月アメリカにいてもいいように準備して行こうと思います』と、衝撃の発言が飛び出し、会場はざわつきました」

 6月末時点の順位で代表の座が決まる東京五輪の女子ゴルフ代表。世界ランキング15位(3月30日時点)の渋野は有力候補の1人だ。本来なら勝手知る国内ツアーで確実にポイントを加算すると思われていたが、ここにきて方針転換をしたということか。

「3月26日、国内ツアー4戦目の『アクサレディス』の初日プレー後、『私の中では五輪よりも米ツアー』『五輪は通過点』と、来季の米ツアー参戦に向けての固い決意を示し、『6月末までは(日本に)帰れないと思って挑戦します。その覚悟です』とも語った」(スポーツ紙デスク)

 渋野が3カ月に及ぶ米国長期遠征を選択した背景には、米女子ツアーのルール変更があった。ゴルフライターが解説する。

「渋野が来季の米ツアーの資格を得るためには、ツアー優勝か、昨年から米メジャーで戦う河本結のようにQスクール(米ツアー出場権を得る予選会)を突破するしかなかったわけですが、今季からポイント制が導入されて新たに『ノンメンバー40』というカテゴリーが設けられた。これによりポイントを加算することで、ツアーメンバーへの道が開けることに。メジャー覇者の渋野であれば、推薦枠で出場するチャンスが多いので、新制度を生かすチャンスなのです」

 さらに米国行きを後押ししたのが、昨年末から続くテレビ東京の野沢春日アナ(31)との熱愛報道だった。民放局ゴルフ担当記者によれば、

「今シーズン開幕戦の初日、7差20位と出遅れたこともさることながら、一部のスポーツ紙が一面で、野沢アナとの初ロマンスのその後について報じています。スポーツ選手にとって特別な日だけに、試合内容よりもプライベートを書きたてられたことに、『うざ~』と嘆くほど不快感を露わにしていました。報道陣からも渋野に同情する声が聞かれたものの、昨年の開幕戦で予選落ちしていたことを思えば、イライラの火に油を注ぐ結果となってしまった」

 なかなか成績が上向かない中、プライベートも詮索され、怒り心頭のようなのだ。

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