幕引きにはならない?立川志らくが「グッとラック!」で公開処刑を食らう可能性

 3月5日発売の「週刊文春」により、妻が25歳の弟子と車内や自宅で逢瀬を重ねていたことがスクープされた、落語家の立川志らく。

 志らくは同日、MCを務める情報番組「グッとラック!」(TBS系)の冒頭で、機先を制する形で記事について言及。「離婚することも1億%ございません」と断言していた。だが志らくは決して、妻に不貞された“被害者夫”というわけでもないという。

「文春の記事によると、妻は4年前にも別の弟子に猛アタックし、志らくがその弟子を破門。また女性の弟子に対してはパワハラ的な言動を繰り返し、彼女は自ら辞めていったそうです。そういった妻の行動を知りつつも放置していることは、多くの弟子を抱える師匠として問題のはず。それゆえ今回の放送で幕引きを図るのではなく、番組内で記事をしっかりと検証することにより、頭を下げるべきところでは下げる姿が求められていそうです」(テレビ誌ライター)

 そんな場を作れば、志らくにとっては公開処刑となるはず。だがTBSの情報番組では昨年にも、そういった場面が展開されたというのだ。

「『グッとラック!』の枠では昨年9月まで、情報番組の『ビビット』を放送。そこで志らくと共にコメンテーターを務めていたのが、元NHKの堀尾正明アナでした。その堀尾アナを巡って19年6月20日発売の『週刊新潮』が50代女性との親密な関係が報じられると、なんと『ビビット』内でその不貞騒動を取り上げるという吊るし上げが始まったのです」(前出・テレビ誌ライター)

 その回では堀尾氏に釈明の時間を与えたのだが、今回の志らくとは異なってこの時は、司会の国分太一や真矢みきをはじめ出演者たちがガンガンと堀尾に質問。番組では何枚ものフリップを用意し、サングラス姿の堀尾氏が女性の腰に手を回していたことについて「どう思いますか?」などと問い詰めていたのである。

「その様子は文字通りの公開処刑。堀尾氏は番組で泣きながら釈明していましたが、残念ながら64歳の男性が流す涙に心を打たれる視聴者はほとんどいませんでした。このように番組出演者に対して一切の容赦がなかったTBSですから、今回の志らくに関してもぜひ、同じ調子で詰めまくってもらいたいものです」(前出・テレビ誌ライター)

 それとも5日の放送で幕引きとするのか。TBS側の出方もまた、試されているのかもしれない。

(北野大知)

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