【暴露】落語家のギャラは?立川志らく&月亭八光が“儲かる落語”のリアルを語った

 関西のお笑い芸人が収入をネタにトークを展開することはよくあるが、落語家のギャラ事情についてはあまり語られることはない。6月25日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」では、そんなちょっとレアな話題について東西落語家の立川志らく、月亭八光が赤裸々に話していた。

 番組中、「落語についての“とある”疑問」として「落語って儲かるんですか?」という大阪の街頭インタビューの声を紹介。

 八光は「大阪は儲からないです。大阪でトップバッターで出たら、何百円、何千円。20年ぐらい前、大銀座落語祭に行ったとき、7万円もらった。ちょっとしたお祭りやったから多かったかもしれないですけど、そのときに東京って儲かんねんなと思った」と回想。さらに「大阪は入場料500円で(観客が)20人、30人なのよ。30人入っても、1万5000円を出てる人間で分けたりする」と続けた。

 それに志らくは「それは駆け出しの頃であって、売れてる人たちは東京でも全国でも独演会を開けるから、独演会やったらば、ものすごい儲かりますよ。独演会できない人たちが落語だと食えないからパーティーの司会、結婚式の余興をやったりとかする」とコメント。

 そのため、志らくは妻に「なんでバラエティーなんか出るの? 落語だけやればいいじゃない」と言われるそうで、MCのかまいたち濱家から「なんでバラエティーに出るんですか?」と問われ、「全国区になったほうが独演会開けるから」と即答した。

 また八光がかまいたちに対し、「ギャラはいつ跳ね上がったか?」と逆質問すると、2人は、一気にアップすることはなく、徐々に上がっていったと説明。その流れで志らくが「余談ですけど、一番テレビで高かったギャラはね、M-1の審査員が一番高い」とぶっちゃけると、共演者らは「え~っ!」と驚愕。一同は額を知りたがったが、志らくはさすがに額は明かさず、「みんな同じかどうかは分からない」とだけ話した。

 そこで去年M-1審査員を務めた、かまいたち山内は、「高かったという印象はない」と明かし、ギャラは人によって違うのは確からしいが、いったい志らくのテレビMAXギャラがいくらだったのか気になるところではある。

(鈴木十朗)

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