ありそうでなかった…地域限定「自販機のお湯」にコレ欲しい!の声が殺到

 ツイッター上で、とあるユーザーが「ありそうで無かった自販機のお湯」を発見したと報告し、1万件以上の“いいね”が付くなどネット上で大きな話題となっており、「コレ欲しい!」との声が多く上がっている。

「話題となった“自販機のお湯”は、チェリオコーポレーションが販売する『天然水 ホット 500mlPET』で、1月16日から中部・関西エリアの自販機で数量限定で販売されています。天然水は鈴鹿山系の水源から採水したものだそうで、自販機の中で50℃程度に保温されているとのことです」(地方紙記者)

 天然水とはいえ、ただろ過して温めただけのお湯だが、ネット上では《ノンカフェインでカラダを冷やさないお湯は外では貴重》《これは確実に需要がある。美容のために白湯を飲む女性も多いからね》《外出先で薬を飲みたい時にあったら助かる》など大きな反響を呼んでいる。
 
「実は以前もペットボトルのお湯は販売されていて、07年には伊藤園が『あたたかい天然水』という商品を、14年にはアサヒ飲料が『富士山のバナジウム天然水ホット』をコンビニで販売していましたが、どちらも姿を消していました。しかし、今回のチェリオの天然水ホットがネットで話題になったことで、思った以上にお湯のペットボトルへの需要があることが分かりましたし、もしかしたらブームが来るかもしれません」(食品ジャーナリスト)

 何より自販機で手に入るという便利さもポイントだが、背景にはやはり、健康、美容ブームがあるのかも?

(小林洋三)

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