牛丼チェーン 通販でも過熱の価格競争で「松屋」が圧倒する驚きの値段

 大手牛丼チェーンの値下げ合戦が熱い展開をみせている。「すき家」はモバイルオーダー限定で牛丼弁当(テイクアウト用牛丼)が100円引きとなる。期間は1月10日~1月31日午前8時まで。「吉野家」は牛丼1食につき、みそ汁や玉子、から揚げ1個が無料となるクーポンを配布。サイドメニューの価格分が実質の値下げとなる。期間は1月14日~1月23日24時まで。「松屋」も牛めし類の全商品40円引きを21日まで行っていた。

 物価高が続く中、大手牛丼チェーンが値下げ合戦を繰り広げてくれるのはありがたい。実は実店舗だけでなく、通販でも価格競争が激化していた。

 すき家は「牛丼の具」(冷凍)5パックセットを2700円(税込・以下同)で販売。1パックあたり540円とやや割高感がある。しかし、32パック入りにすると1パックあたり約319円とかなりのおトク感だ。

 吉野家は「牛丼の具」(冷凍)10袋を4482円で販売。1袋あたり約448円の計算だ。2月3日10時までに購入すると、カレー鍋つゆが1袋おまけでついてくる。定期便コースにすると、10袋に2袋プラスされ、価格は4080円。1袋につき、340円とかなり安くなる。

 すき家も吉野家も通販はかなり安いが、松屋の通販価格には度肝を抜かれる。

「松屋の『牛めしの具』(プレミアム仕様・冷凍)は通常1食500円で、12食セットからあります。割高に思えますが、現在はセール中。たとえば、12食セットは通常6000円のところ、3780円まで値下げ。1食あたり315円です。80食セットの場合、通常は4万円ですが、1万5680円となっています。1食あたり196円と、200円を切る価格です。すき家や吉野家の通販と比べると、圧倒的に安く牛丼を食べることができます」(フードライター)

 松屋の牛めしを安く食べたいなら、セール中に注文だ。

(石田英明)

ライフ