三浦瑠麗氏が敏感反応した厚労省「飲酒に関するガイドライン」ワイン2杯までなんてムリ!?

「猫と酒投稿が多めです」とXの自己紹介欄に書く国際政治学者の三浦瑠麗氏。2月28日の更新では、厚生労働省の飲酒ガイドラインに警鐘を鳴らした。

 三浦氏はXで「ほんと。アルコールだってチーズだって砂糖だって摂り過ぎると健康に害があるのはわかるけど。『酒』はわかりやすいから管理国家化の懸念は笑い話ではない。横並びの日本は、業界や個人のライフスタイルへの影響が一律でかつ早すぎるから案外ばかにならないのです」とポストした。

 このポストでは、経済学者の飯田泰之氏が26日、Xに投稿したポストを貼り付けており、そこで飯田氏は「日本経済新聞」電子版が2月25日に配信した厚労省の飲酒ガイドラインに関する記事を添付した上で、飲酒が社会の悪者に仕立て上げられることを危惧した内容を記している。

 厚労省は2月19日、「飲酒に関するガイドライン」を発表。お酒に含まれる「純アルコール量」から健康へのリスクを示した。1日あたりの純アルコール量が男性40グラム以上、女性20グラム以上だと生活習慣病のリスクが高まるという。純アルコール量20グラムは、アルコール度数5%のビールなら500ミリリットルのロング缶1本、同12%のワインなら200ミリリットル(小さいグラス2杯分)、同43%のウイスキーはダブルにあたる60ミリリットルとなる。

 三浦氏が言うように酒に限らず、砂糖でも何でも摂り過ぎは体に良くない。お酒の量まで管理される世の中になっては、三浦氏の〝酒投稿〟も減ってしまうのだろうか。

「三浦氏のSNSは酒投稿の山となっています。2月25日までに投稿したインスタグラムでは、兄の家で作ったというハンバーグに合わせて赤ワイン。同11日にはポークカレーとカキフライ、赤ワインの写真をアップしています。22年7月6日のXでは『どんなに忙しくても、昼下がりにはちゃんと歩いてシャンパンを飲みに行くわたし、えらいわ』と綴り、シャンパングラスを手にしている写真を投稿しています。夫が業務上横領罪に問われた影響でメディアから姿を消し、かつての勢いも衰えてきた三浦氏にとって、酒は貴重な息抜きの手段だったはず。その酒まで国に管理されてはたまらないでしょう(笑)」(週刊誌記者)

 大好きなワインは小さいグラスで2杯まで。三浦氏に限らず、左党は守れそうになさそうだ。

(石田英明)

エンタメ