往時には「めざまし8」(フジテレビ系)に「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)、さらには「ワイドナショー」(フジテレビ系)など、多くの情報番組に出演していた国際政治学者の三浦瑠麗氏。今年1月、夫の清志氏が経営する投資会社「トライベイキャピタル」が東京地検特捜部による家宅捜索を受けてテレビ出演が激減。3月に業務上横領の容疑で逮捕・起訴されると、別荘の売却や瑠麗氏が代表を務める「山猫総合研究所」の格安オフィスへの移転が報じられた。そんな瑠麗氏が“テレビ復帰”を果たしたのは9月16日放送の「週刊フジテレビ批評」(フジテレビ系)だった。
「番組では9月13日に行われた番組審議会の模様を紹介。三浦瑠麗氏は夫の逮捕・起訴以降も審議会に出席しているようです。この会の主な議題はジャニーズと人権の問題。脚本家の井上由美子氏や明治大学教授の齋藤孝氏ら、委員が意見を述べる中、画面にチラチラと映り込んでいたのです。しかし、三浦氏の発言シーンがオンエアされることはなく、顔もほとんど映っていませんでした。座席は井上氏の隣で、ネームプレートと脚だけが映り込むアングルもありました。会には出席しているものの、存在を完全に消されてしまった印象です」(メディア誌ライター)
番組審議会は8名の委員で構成されているが、この放送が、三浦瑠麗氏の「格下げ感」を際立たせる結果に。
「委員の名簿と照らし合わせながらVTRをチェックしたのですが、コーナーの最後に大相撲解説者の舞の海秀平氏が『トークィーンズ』について、『楽しく気楽に見ることができました』などと感想を述べたことで、三浦氏だけが『発言ゼロ』のまま審議会のVTRが終了。審議会では発言していたかもしれませんが、番組でまったく取り上げないのは不自然な印象。三浦氏は19年4月より同会の委員を務めていて、齋藤氏や舞の海氏が委員になったのは22年4月。おそらく来年3月までには新しい委員を招聘して、三浦氏はお役御免となりそうです」(前出・メディア誌ライター)
なお、コメンテーターを務める「めざまし8」の公式サイトを見ると、今も三浦氏が出演者として紹介されている。少なくとも、夫の裁判の決着がつくまでは、“本格復帰”は叶いそうにない。