元テレビ朝日社員の玉川徹氏と元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が、9月29日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で激突した。
今月、青森県八戸市の老舗弁当店の弁当を食べた人が相次いで体調不良を起こした問題に関連し、番組では食中毒を特集。米飯で繁殖した黄色ブドウ球菌も食中毒の原因となることから、〝おにぎり論争〟でトークが白熱。
玉川氏は「洗わない手でおにぎりを握って、それを室温で放置するとどうなる?」と質問したところ、ゲスト出演の専門家は「黄色ブドウ球菌が増殖して毒素をつくる。その毒素が胃腸炎症状を起こす」と回答。
その答えを受けて玉川氏は「子供の頃の遠足のとき、母親が手で握ったおにぎりを、常温ですよ、当然ですよ、お弁当だから。その後、何時間も離れたところにバスで行き、お昼にそれを食べていました。それはよくないこと?」と質問を続けると、専門家は「よくありません」と答えた。
そこで一茂が割って入り、「よくはないけど、玉川さんの耐性とか免疫力もあって、(おにぎりを食べて)菌は体の中に入っていたけど、当時、僕らは砂場で飴が落ちていても砂を払って食べていたじゃないですか? それがあるんですよ」と持論を披露した。
すると玉川氏は「細菌に対する免疫なんてできないから、ウイルスじゃないから。(細菌が)入ったら症状が出る。入ってくる量だと思う」と反論。負けじと一茂は「(玉川さんが)強かったというのは絶対ありますよ。だって、インドの人はガンジス川に入っても(免疫力があるから)食中毒にはならない。僕は、人間はそういうのはあると思う」と言い返した。
その後も、一茂はおにぎりについて「玉川さん、菌をゼロにすることはできない」「リスクはあるけど、症状が発生するかしないかは本人の問題」などと攻撃。玉川氏は「本人の問題じゃなくて、本人の免疫の話をしたら終わるじゃないですか」と抵抗するも、一茂は「そうだけど、僕が言いたいのは何かというと、昔はそういうものの耐性が強かった人は多かったと思う」と一歩も引かなかった。
「玉川氏と一茂の〝舌戦〟は金曜日の恒例行事となっています。SNS上の反応を見ると、どちらが正しいかというより、2人がムキになって激論を交わしていることに〝面白い〟と感じている視聴者が多かったようです。実際問題、玉川氏は子供の頃の遠足で食中毒を起こしていないようでしたから、一茂の言うように耐性や免疫があったのかもしれません。衛生管理は当然大事ですが、免疫力を維持、向上することも食中毒を防ぐ欠かせない要素です」(週刊誌記者)
おにぎり論争の次は何か。来週以降も2人の激論が楽しみだ。
(石田英明)