長嶋一茂が自民「裏金議員」を猛非難も、「朝から相応しくない」の指摘

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が2月2日、金曜コメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。自民党派閥の裏金問題について怒りをブチまけた。

 番組では、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、2月2日午後から裏金に関わった議員への聴取が始まることなどを特集した。政治資金パーティーのキックバックを政治資金収支報告書に記載していなかった現職の安倍派、二階派の議員が対象となる。

 特集の後半、一茂は「お金をもらったら所得税として申告しなければいけない」と厳しい口調で裏金議員を非難。玉川氏は「一茂さんだって、テレビ朝日からの収入を申告しなかったら、確実にやられますからね」と同調すると、一茂がヒートアップ。「確実にやられるし、本当にここ、出られないんだから、テレビに。それ(無申告)を僕の税理士、会計士が勝手にやりましたと。そんなの通用しないんだもの」と怒りをあらわにし、「やめるしかないんだよ」と吐き捨てた。

 一茂の言うように、政治家は政治資金収支報告書の不記載について、秘書らに責任転嫁をして開き直っているかのように見える。問題発言で炎上することが多い一茂だが、この日の放送では核心を突くコメントが冴えた。

「と思いきや、朝の情報番組にふさわしくない言葉も口にしていました。裏金議員を非難する前、裏金の使い道のたとえとして〝SMバー〟〝キャバクラ〟などのワードを連発。番組を見ている主婦層も、さすがにこれは引くでしょう。一茂は1月26日の放送回でも、韓国で行われる大谷翔平選手らが所属するドジャース戦のチケットを入手するには〝赤坂にある韓国クラブのホステスを探す〟などと不謹慎な発言をしています。一茂自身がSMバーに足繁く通っているのではないかと、邪推する視聴者もいたのではないでしょうか」(芸能記者)

 議員たちはたとえキャバクラやSMバー代であっても、仕事に関係しているのであれば堂々と記載すべきだ。

(石田英明)

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