4月21日発売の「週刊文春」が、木村拓哉主演テレビドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)の舞台裏を報じた。木村は今回、同ドラマに企画段階から参加していたという。
「記事によると木村は、最初に脚本を読んだ段階でスタッフとの打ち合わせを希望したそうです。当初、ドラマの主人公は熱血キャラだったようですが、木村が『もう少し陰がある方がいい』と提案したことで、脚本内容も変更されたのだとか。この背景には、“何を演じてもキムタク”と言われる一部の評価を払拭したいという思いがあったようです」(テレビ誌記者)
そんな木村が本気で向き合う「未来への〜」だが、第1話の視聴率は11.8%と、木村主演の連ドラとしては低調のスタートとなった。そして第2話も、10.5%とさらに数字を下げることに。
するとドラマファンの間では、木村が過去作で記録した最低視聴率を更新するのではないかと話題を集めているという。
「ドラマで主演するたびに高視聴率を叩き出してきた木村ですが、13年放送の『安堂ロイド~A.I. know LOVE?~』(TBS系)だけは、数字が大苦戦しました。同ドラマは初回こそ木村主演という注目度で19.2%を記録したものの、主人公がアンドロイドのラブストーリーという奇抜な設定に評価が分かれ、一時10.3%まで下落したのです。当時、なんとか1ケタ落ちは免れましたが、今回の『未来への〜』でふたたびその危機が訪れていることで、ドラマファンの間では『ついにキムタク神話が崩れるのか』『1度、1ケタ視聴率を記録して楽になってほしい。そこから次のステージへ向かうキムタクが見たいな』などと大きな注目を集めています」(前出・テレビ誌記者)
とはいえ、まだ始まったばかりの「未来への10カウント」。今後、後半に向けて盛り上がっていくことを期待したい。