木村拓哉、広末涼子…人気芸能人が生んだ2023年の「裏流行語」

 12月1日、今年話題になった言葉を選出する「現代用語の基礎知識 ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、2023年の年間大賞は阪神タイガース・岡田彰布監督の「A.R.E.」が受賞した。

「新しい学校のリーダーズ」「憧れるのをやめましょう」「別班」など、数々の言葉が今年を彩ったが、その一方で失笑や憤怒の声を浴びてしまった“裏流行語”も、生まれては消えていった。

 当人にとっては早く忘れてほしいであろうそれらの言葉にスポットを当てて、言葉が生まれた経緯とともに後世に伝えるのが「裏流行語大賞」だ。

 今年の芸能界を震撼させた、ジャニーズ崩壊騒動。そのなかで木村拓哉が残した言葉も“裏流行語”と言えよう。

「9月7日にジャニーズ事務所が会見を開いたのち、木村はインスタグラムに『show must go on! PEACE!! STAYSAFE!』と投稿したのです。『show must go on』は、性加害を行っていた故・ジャニー喜多川氏の『最後までやり抜く』というポリシー。これが、喜多川氏を敬愛し続ける、遺志を受け継ぐという主張ではないかと批判の声があがり、すぐに削除となりました。このてん末から、ネット上で『ショーマスおじさん』という、木村を揶揄する言葉が広がったのです」(芸能ライター)

 果たして、木村の真意はどこにあったのか。

 2023年、日本国中に衝撃を与えた女優・広末涼子と料理人・鳥羽周作氏のW不倫。2人の間で交わされた直筆のメッセージが流出し、大きな話題となった。

「広末から鳥羽氏に送られたメッセージには、『出逢ってくれて、会ってくれて、合ってくれて、くっついてくれて、入ってくれて、泣かせてくれて、きもちくしてくれて』との文言があったのです。カラダを許した広末が、心も許したことを容易に想像できる、実にナマナマしい言葉です」(週刊誌記者)

 現在、無期限謹慎中の広末。復帰する際の言葉も気になるところだ。

 過去に生まれた言葉が今年、再び脚光を浴びることもしばしば。

「8月31日に第2次岸田改造内閣が発足。選対委員長に小渕優子議員が抜擢されましたが、ネット上では2014年に政治資金規正法違反の疑いで家宅捜索された際に、証拠隠滅を図るかのようにパソコンがドリルで破壊されていたことが蒸し返されたのです。その時の言葉『ドリル優子』が9年の時を経て再び注目されました」(前出・週刊誌記者)

 12月5日発売の「アサ芸Secret!Vol.85」では、2023年をざわつかせた“裏流行語”30ワードを選出。去り行く今年を、これらの言葉で記憶に刻んでみては?

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