東大祝辞で炎上した河瀬直美監督、今度は撮影助手に“腹蹴り上げ”記事の文春砲

 河瀬直美氏といえば、日本を代表する映画監督の1人。1997年に「萌の朱雀」でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を、2007年に「殯の森」で同映画祭の最高賞に次ぐグランプリを受賞した。09年には同映画祭の功労賞「黄金の馬車賞」を女性として、アジア人として初めて授与されている。

 輝かしい経歴を持つ河瀬氏だが、4月27日配信の「文春オンライン」が〝暴行疑惑〟を報じた。記事によると、トラブルが起きたのは19年5月。河瀬氏がメガホンをとった映画「朝が来る」の撮影現場だった。撮影中、自らカメラを覗いていた河瀬氏だったが、最後にカメラを向ける方向がわからなくなったとか。それを見かねてか、撮影助手の男性が方向修正を伝える意図で河瀬氏の体に手を触れたところ、河瀬氏は激高。「何するの!」と大声で叫びながら、男性の腹を蹴り上げたという。ことを収めようとして男性は陳謝したが、結局、撮影チームごと降板。同誌の取材に河瀬氏は〝解決済みでお答えする必要はない〟と回答したとのことだ。

〝腹蹴り〟報道の前には、4月に行われた東京大学入学式での河瀬氏の祝辞が物議を醸した。ウクライナ危機に言及し、「ロシアを悪者にすることは簡単」と発言して炎上。一方的な側の意見に左右されて、物事の本質を見誤ることを危惧した発言と思われるが、ネット民の反感を買ってしまった。

 今回の「文春」の件でも〝河瀬氏を悪者にするのは簡単〟だが、実際のところはどうなのか。

「自身は監督なのに撮影助手の男性から修正を促されたことに対し、プライドを傷つけられたと見ることもできます。また、ふいに男性から体を触れられたことで、驚いたのかもしれません。いずれにせよ、男性に悪気がないのは河瀬氏もわかっているはずです。ウクライナ侵攻ではありませんが、理由はどうあれ、先に手を出したほうが悪者でしょう」(週刊誌記者)

 ファッション誌のインタビューで〝スタッフが個々の力を出し切って、100ある力が200になるのが理想。そんな関係が結べるなら、自分は黒子でいい〟と語っていた河瀬氏。腹を蹴られた男性も力を出し切っていたと思うのだが…。

(石田英明)

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