「YouTubeの使い方が間違ってる」井上公造氏が“爆弾男”ガーシーを否定したワケ

 28年間、さまざまな芸能人にアテンドを施してきたガーシーこと東谷義和氏と芸能レポーター歴36年の井上公造氏。ともに長年にわたって芸能界の裏側を見続けてきた2人だが、YouTubeに対する考えはまったく異なるようだ。
 
 今年3月いっぱいで芸能レポーターを卒業した井上公造氏が4月27日深夜放送の「TOKYO SPEAKEASY」(TOKYO FM)に出演し、元TBSアナウンサーの生島ヒロシとトークを繰り広げた。

 番組冒頭で、井上氏はガーシーと面識があると告白。これを受けて生島は「私はお会いしたことはないんですけど、今までは内々で知ってた話をパブリックにしちゃう。これによって戦々恐々のタレントさんとかいるわけじゃないですか」と話を振ると、井上氏は「僕は(レポーターを)やめましたから。『しゃべります』ってなったら24時間くらいぶっ続けでしゃべれるくらいネタはありますよ」と語ったものの、「墓場まで持っていく(話)っていうのは当然あって」と続けて、ガーシーへの見解を語った。

「僕はYouTubeの使い方が間違ってると思うんですよ。暴露するっていうのは、昔から暴露本とか出たことありますけど、なんかそこまで嫌な感じは受けてないんですよ」

 本とは異なり、動画ではよりリアルに伝わってしまう点を挙げて「(東谷氏は)一種のタニマチなんで、タニマチはすべてのことを知ってしまうんですよ。それがタニマチが手のひらを返しちゃうとそりゃあダメだけど、手のひらを返されたタレントさんにも何か問題がある人もいると思います」と持論を展開した。

 YouTubeでの暴露に、否定的な意見を述べた井上氏だが、レポーター卒業を控え、さまざまな芸能人や関係者から連絡があったと告白。中には、わざわざ破局を報告する芸能人もいたというが、井上氏はいっさい公表していないという。

「東谷さんはYouTubeを始める前に引退した島田紳助さんに連絡したようで、井上さんも同じく紳助さんと交流を続けています。ラジオでも語っていましたが、井上さんはレポーター卒業を紳助さんに報告した際、『これからの人生で大切なことが3つある』として、お金、友人、そして筋肉の3つを挙げてアドバイスをもらったそうです。仮に井上さんが暴露系ユーチューバーに転身したら大きな話題を集めそうですが、これまで築いた人間関係を考えたら、ヤバい話は墓場まで持っていくのは当然でしょうね」(芸能記者)

 もっとも、ガーシーに関しては、ロンブーの田村淳が「今でも友達です」と語ったように、すべての友人を失ったわけではないが、ハワイに別荘を持つ井上氏にしてみれば、そもそも暴露話で稼ぐ必要性はないのかもしれない。

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