「突然の退社報告に驚いたファンは多いはず。それよりもショックだったのは、ブログが突然、閲覧不可になってしまったこと。ブログにアクセスすると《ご指定のページは移動、または、削除された可能性がございます》とのメッセージが表示されました。これまで子供との生活をつづっていただけに、猶予期間ゼロでいきなり“抹消”されたのは違和感を覚えます」
ベテランの芸能記者が危惧するのは、NHK朝ドラ「エール」の好演で知られる女優・菊池桃子の近況だ。菊池といえば6月22日に突然、所属事務所からの独立を報告。新しい事務所を立ち上げ、その公式サイトで《これまでの私は、パーフィットプロダクションの岩崎社長に愛情を注いでいただき、守られて活動してきました》と前所属事務所の社長へ感謝の気持ちをつづり、《「困ったことがあったら相談に来てね」との言葉を頂いた人生の後半戦を、自身の個性と向き合うため真摯に頑張りたいと思います》と、円満退社を強調していた。
「菊池さんがパーフィットに所属したのは、ボーカルを務めた伝説のバンド“ラ・ムー”が解散した直後のこと。以来、前所属事務所の社長と約30年にわたって二人三脚で女優のキャリアを積み上げてきました。プロゴルファーとの結婚、離婚を経ても2人の結束は変わらず、子育てに支障をきたさない範囲で仕事を続けてこられたのは、前社長の手腕によるところが大きかった。菊池も前社長を信頼しきっていて、振られた仕事は文句ひとつこぼさずに『はい、はい、わかりました』と従順にこなし、業界では“名コンビ”と言われたものです。それだけに今回の電撃退社には何か“ウラ”があると勘繰ってしまうのも致し方ありません」(芸能リポーター)
2人の蜜月に変化が起きた要因をあげるとしたら、やはり昨年の再婚しかないという見方が大勢を占めている。ネット上でも《エリート官僚の旦那さんに何か吹き込まれたのかな…》《朝ドラ出演中に退社って、もう少しタイミングを考えたほうがいいのでは》《前事務所の公式サイトからもプロフィールが削除されてる。ぜんぜん円満退社じゃない!》《やっぱり自民党がピンチだから旦那さんに頼まれて出馬するんじゃ…》といった憶測が飛び交う事態となった。
なお、出馬情報については、新しい公式サイトで菊池が《一部の出馬報道に関しましては、これまでも繰り返し否定して参りましたが、100%ございません》と完全否定している。
「どんな力が動いたのかわかりませんが、抹消された形となった菊池のブログには、夫との2ショット写真が掲載されたこともありました。しかし、長年応援し続けてきたファンにとっては結婚や出馬などは小さな問題で、もっとも危惧されるのがストーカー対策。2018年には菊池へ二度もストーカー行為をはたらいたとして男が逮捕されていますが、エリート官僚の夫は仕事に忙殺されて、一緒にいる時間はあまり取れないと聞いています。もし前回のようなストーカー男が出没したら、誰が菊池を守ってくれるのか。そういう意味でも、今回の退社劇を祝福するファンは少ないかもしれませんね」(前出・芸能記者)
とはいえファンとしては、菊池の決断にひとまず“エール”を送るしかなさそうだ。
(竹下光)