藤原道長一覧

歴史でひもとく「日本人と温泉」(1)森繫久彌も藤原道長も「有馬」で遊んだ

 世界一の温泉大国とも言われる日本。「温泉」という言葉がない古代から人々は温泉に浸かっていた。  歴史家の河合敦氏によれば、日本で〝温泉〟という語が文献上に登場するのは、奈良時代の「出雲国風土記」だ...

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日本史を変えた悪女たち(3)わがまま美少女「待賢門院」は数多の貴族と肉体関係に

 平安の世の悪女たちを俯瞰してみると、戦国や江戸時代に比べ、女たちが政治的にも性事的にも奔放にふるまっているかに見える。  河合氏は、その原因を次のように解説する。 「招婿婚と言って、妻方に婿を迎...

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ニッポンの土地「誰のものだったのか」大研究(2)藤原道長の“荘園長者”説に疑問符〈奈良~平安時代〉

 しかし、この班田収受の法が崩壊する原因もまたその税の仕組みにあった。河合敦氏の解説。 「租は現在で言えば住民(地方)税なので、住んでいる国に納めればよかったのです。しかし、男は租以外にも庸や調とい...

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吉高由里子が大河ヒロイン「紫式部」時代の性と暴力(4)光源氏が愛した7人のオンナ

 高木氏は言う。 「『源氏物語』が書かれたのは、西暦1000年をちょっと過ぎた平安中期の時代ですが、当時のリアルな宮廷の社会を反映しているかと言えば、そういう部分もありながら、巻頭に『いずれの御時に...

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吉高由里子が大河で挑む「紫式部」時代の性と暴力(3)藤原道長は未亡人を「拉致&暴行」の暴虐

『源氏物語』が書かれた時代は、一条天皇の時代だが、その1代前の花山(かざん)天皇は、在位期間の短さに比してとびきり話題の多い人物だった。 「花山天皇は、叔父の天皇が譲位したことで、わずか17歳で天皇...

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吉高由里子が大河で挑む「紫式部」時代の性と暴力(2)紫式部が軽蔑した和泉式部の奔放な性

 紫式部が「源氏物語」を書いていることは、宮中でも評判になって大人気になり、それを聞きつけた藤原道長は、娘の彰子の家庭教師に登用する。 「『紫式部日記』には、ある夜に戸を叩く音がしたが怖くて戸を開け...

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吉高由里子が大河で挑む「紫式部」時代の性と暴力(1)藤原道長“娘の体”を利用した権力掌握

 来年23年放映予定のNHK大河ドラマ「どうする家康」が、主演の松本潤を中心にクランクイン。そのタイミングで、早くも再来年の大河の発表が行われた。タイトルは「光る君へ」に決定。平安中期に「源氏物語」を...

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