藤井聡太竜王「衝撃の宇宙奇手」ベスト7局【1】91分を削った「消える魔球」
藤井がまた勝った! 勝率8割3分を超す〝常勝棋士〟が勝ち星を重ねるたびに世間が大騒ぎするのは、やたら滅法強いからだけではない。対局ごとに歴戦の棋士らをウヌヌッと唸らせる異次元の奇手を放つからに他なら...
藤井がまた勝った! 勝率8割3分を超す〝常勝棋士〟が勝ち星を重ねるたびに世間が大騒ぎするのは、やたら滅法強いからだけではない。対局ごとに歴戦の棋士らをウヌヌッと唸らせる異次元の奇手を放つからに他なら...
渡辺三冠がタイトル戦での藤井竜王に勝利したのは、20年の棋聖戦第3局のみ。やはり苦手意識が拭えないようだ。 「対戦成績2勝9敗という星の差よりも、タイトル戦を2回とも落としている意識のほうが強いの...
昨年上半期の渡辺三冠は王将、棋王、名人のタイトルを見事に防衛。続いて6月からは藤井二冠(当時)との棋聖戦リターンマッチに臨んだが、まさかの0勝3敗で返り討ちに。自身初のタイトル戦ストレート負けという...
四冠VS三冠がついに激突! 将棋界の頂上決戦となる王将戦の火蓋が切られた。それまでの対戦成績では藤井聡太竜王が8勝2敗と渡辺明王将を圧倒的にリードし、その勢いのまま、第1局も勝利をもぎ取った。年の差...
屋敷九段が竜王戦を総括する。 「星の面では藤井さんが圧勝となる一方、内容的にはかなり競っていた。それでも、中盤から終盤にかけての藤井さんの強さが際立ちました」 これに対し、深浦九段はこう振り返...
果たして、底が見えぬ藤井竜王の強さとは。前出・屋敷九段が実戦で対局した感触を明かす。 「実際に指した感じでは、『受け』の強さを感じました。もちろん、『攻め』も鋭いのですが、難しい局面での藤井さんは...
まさに昇り竜だ! 棋聖、王位、叡王に続き、最高峰のタイトル・竜王を奪取。史上最年少の19歳3カ月で「四冠」を達成した藤井聡太新竜王。令和の棋界は天下布武の「八冠独占」へと流れ込むのか。その強さ、実績...
19年に名人を獲得し、令和初の「竜王名人」となった豊島竜王。その最大のライバルを完膚なきまでに叩きのめしている藤井三冠の強さの源は、今年6月のタイトル初防衛にあった。 「藤井三冠が棋聖戦で自信をつ...
そのヒントとなるのが竜王戦第2局。わずか70手で投了に追い込まれた豊島竜王は、 「やってみたい手ではあったのですが、結果的にまずい将棋になったので、ちょっと準備不足でした」 と、対局を振り返っ...
「夏の十二番勝負」で王位防衛、叡王奪取に成功し、史上最年少の「10代三冠」を達成した藤井聡太。破竹の勢いは止まらず、竜王戦では目下3連勝と一気呵成に四冠へ王手をかける。初対戦から6連敗と苦杯を舐め続け...