藤井聡太“最年少四冠”は伝説の大名人を超えた【3】机の下で指を高速で動かし…
屋敷九段が竜王戦を総括する。 「星の面では藤井さんが圧勝となる一方、内容的にはかなり競っていた。それでも、中盤から終盤にかけての藤井さんの強さが際立ちました」 これに対し、深浦九段はこう振り返...
屋敷九段が竜王戦を総括する。 「星の面では藤井さんが圧勝となる一方、内容的にはかなり競っていた。それでも、中盤から終盤にかけての藤井さんの強さが際立ちました」 これに対し、深浦九段はこう振り返...
まさに昇り竜だ! 棋聖、王位、叡王に続き、最高峰のタイトル・竜王を奪取。史上最年少の19歳3カ月で「四冠」を達成した藤井聡太新竜王。令和の棋界は天下布武の「八冠独占」へと流れ込むのか。その強さ、実績...
19年に名人を獲得し、令和初の「竜王名人」となった豊島竜王。その最大のライバルを完膚なきまでに叩きのめしている藤井三冠の強さの源は、今年6月のタイトル初防衛にあった。 「藤井三冠が棋聖戦で自信をつ...
そのヒントとなるのが竜王戦第2局。わずか70手で投了に追い込まれた豊島竜王は、 「やってみたい手ではあったのですが、結果的にまずい将棋になったので、ちょっと準備不足でした」 と、対局を振り返っ...
「夏の十二番勝負」で王位防衛、叡王奪取に成功し、史上最年少の「10代三冠」を達成した藤井聡太。破竹の勢いは止まらず、竜王戦では目下3連勝と一気呵成に四冠へ王手をかける。初対戦から6連敗と苦杯を舐め続け...
竜王戦は直近の成績のこともあり、「藤井有利」とみる向きが多い中、豊島は再び藤井にとっての高い壁となれるのか。 「豊島さんにとってはまさに背水の陣でしょう。ギリギリの勝負ではありましたが、王位と叡王...
かつて1勝6敗と辛酸を嘗めた「天敵」を相手に天才棋士が挑んだ最高峰の「竜王戦」。10月8日から臨んだ第1局では、中盤の劣勢をはねのけて勝利を飾った。羽生善治九段が七冠を制して25年、これまで「10代...
7番勝負の王位戦は最大9月28・29日まで予定されているが、その最中の7月25日からは叡王戦(5番勝負)が始まる。今度は王者・豊島に対し、挑戦者・藤井と立場を変えての対局となるが、合わせて最大12番...
悪い流れを断つ手段はあるのか。深浦九段は豊島竜王の戦術をこう分析する。 「強打の豊島竜王は1Rから猛ラッシュを仕掛けてくる棋士です。タイトルホルダーともなると、相手にある程度好きに指させて、最後に...
藤井二冠の王位防衛の前にスクッと仁王立ちする豊島竜王は12歳年上だ。しかし、2人はかなり似た経歴の持ち主だという。 「将棋を習い始めた年齢は藤井王位の5歳に対し、豊島竜王は4歳。奨励会入りも藤井王...