落語家の立川志らくが11月4日、司会を務める「グッとラック!」(TBS系)で、2020年東京五輪のマラソン競技が札幌に移転したことで、札幌が批判を浴びていることに不快感を示した。
志らくはまず、「元を正せば、8月はスポーツには適していると。そこがもともと問題」と指摘。また、移転先の札幌については「札幌が裏交渉して持ってったっていうならね、怒るのは分かるけど、札幌にお願いをするわけでしょ? 東京ができないとIOCが判断して札幌にお願いするなら、東京の人は『ホント申し訳御座いませんですね、札幌の皆さん。後はよろしくお願いします』って言うのが普通なのに、なんでみんなでよってたかってそんな札幌をディスるんだろう? 悔しいって気持ちは分かりますよ。東京で見たかったって、その気持ちをぶつけるのは札幌ではない」と、持論を展開した。
確かに札幌市には200件を超えるクレームが届いているそうだが、ところがこうした志らくの発言にネットでは《東京都民は誰も札幌にお願いしてないし、なぜ申し訳ないと謝らなきゃならんのか》《宮根誠司とか小倉智昭が自分の番組で札幌批判発言してたみたいだけど、まるで一般の都民が札幌ディスってるように発言するのは明らかにミスリード》《札幌をディスってるのは一部メディアだけ》《ミヤネ屋に言えよ(笑)》といった意見が上がっている。
「鳴り物入りでスタートした『グッとラック!』ですが、視聴率は低迷してますからね。年内打ち切りの噂も出ているためか、志らくの発言も徐々にヒートアップしているようですが、やはりMCが前面に出て持論を滔々と述べるのは情報番組としてしっくりきません。『ひるおび!』などで飛び出す毒舌は司会の恵俊彰が受けてこそ生きるのであって、やはり志らくは根っからのコメンテーターなのでしょう」(テレビ誌記者)
志らくの毒舌は今後どこに向かうのか。
(石見剣)