ビール輸出「99%減」に噴出する韓国からの完全撤退論!

 財務省が10月30日に発表した「貿易統計」によると、9月の韓国へのビール輸出額はわずか58万円となり、なんと前月に比べ98.9%減少していることが明らかとなった。韓国では引き続き日本製品に対する不買運動が続いており、その影響をもろに受けた格好だ。
 
「17年の韓国へのビール輸出額は約80億円で、日本産ビールの輸出先の63%が韓国でした。韓国では辛く味付けの濃い韓国料理に合うと自国産よりも日本産の方が人気があり、《ビールには政治問題も歴史問題も関係ない》と好む若者も多かったといいますが、結局は政治問題によって離れていったことになります」(社会部記者)

 こうした事態にネット上では、《買わないなら売らなきゃいいだけの話。もう韓国では商売にならないだろう》《観光客が多く訪れるいま、他国に売り込めばいい》などの声が噴出している。
 
「日本企業としても、商品には何の問題もないのに国民感情で一方的に不買にされているため、リスクを考えれば今後は韓国で展開するというのも難しくなると思います。状況が改善したとしても、いつまた不買運動が始まるかわからない。このままでは、完全撤退もありうるかもしれません」(経済ジャーナリスト)

 不買ならぬ不売になる可能性も?

(小林洋三)

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