カリスマ馬券師・亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」<アーモンドアイの好走必至>

 日本の競馬はここ20年以上、ディープインパクトも産み出したサンデーサイレンス系が中心。過去10年の天皇賞・秋も出走馬の半分以上がサンデーサイレンス系です。

 しかし、勝ち馬の半分以上の6頭は「非サンデーサイレンス系」。国別の血統タイプも「欧州型」のほうが、サンデー系よりも勝ち馬を出しています(出走馬の国別タイプは、亀谷HPの「スマート出馬表」を参照してください)。
 
12年の天覧レースを制覇したエイシンフラッシュは父が「欧州型」で、サンデーサイレンスを持たない馬。11年、レース&コースレコードで優勝したトーセンジョーダンも父は「欧州型」でサンデーサイレンスを持たない馬。09年の勝ち馬カンパニーも父が「欧州型」でサデーサイレンスの血を持ちません。

 そして昨年の勝ち馬レイデオロも父は「欧州型」でサンデーの血を持たない馬でした。

 また、天皇賞・秋には興味深い戦歴の傾向があります。

「1600メートル以下重賞の勝利実績はあるが、安田記念では4着以下、もしくは人気よりも走らなかった馬」が毎年のように馬券になっているのです。
 
16年に7番人気で2着したリアルスティール、6番人気で3着だったステファノスもこの戦歴に該当しますし、昨年も4番人気で2着に走ったサングレーザーは、安田記念で3番人気に支持されるも5着に敗退していた馬でした。

 だからこそ天皇賞・秋で狙えるのです!

 と、昨年のレース前に指摘して本命に推奨しました。マイル実績はあるけれども、安田記念の追走ペースが微妙に合わない馬のほうが天皇賞・秋には向くのです。

 今年はアーモンドアイの父が「欧州型」のロードカナロア。安田記念では1番人気に推奨されるも3着。ちなみに安田記念で公開した予想では、勝ち馬のインディチャンプを本命にしました。安田記念の追走ペースがアーモンドアイよりも合うからです。

 先に書きましたように、天皇賞・秋は安田記念のペースが微妙に合わなかった馬や「欧州型」が合うレース。なのでアーモンドアイが安田記念以上に走る可能性は高いです。

 相手の見解も含めた最終予想、天皇賞・秋以外の勝負レースは、亀谷敬正HPをご参照ください。

亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。コンビニのコピー機でも予想を配信(Eプリント 亀谷で検索)。

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