お手軽食材で失敗しないとして大人気の料理研究家・リュウジが、禁断の調理方法をアップした。
リュウジは1月21日、自身のXを更新。「今日は久々の青の洞窟パスタソース」とつづり、日清製粉ウェルナの人気パスタソース「青の洞窟」を鍋で温める画像を投稿。ところが、ソースと一緒にパスタも同じ鍋で茹でていたことで、大きな反響を呼ぶことに。
「これ、俺もよくやる」「中身のソースだって袋に触れているわけでしょ。全く問題ない」「熱湯の消毒力を信じろ」などと、時短調理に理解を示す声が寄せられる一方で、「さすがにこれは無理」「袋から有害物質が出てきそう」「パスタに薬みたいな臭いがついたことがあるから止めたほうがいい」という意見もあり、賛否が真っ二つに分かれている。
レトルト商品を多数販売しているハウス食品の「よくいただくご質問」のページでは、「湯煎で温めるタイプのアルミパウチは、材質はポリエステル−アルミ−ポリプロピレンの層になっており、アルミが溶け出る事はないため体に害はございません」としている。
しかし一方で、パウチの成分が溶け出すようなことはないとしながらも、「レトルトパウチを温めた残り湯は、他の料理には使用しないでください。残り湯を再利用することは想定していません」と注意喚起している。
リュウジの料理はお手軽で手間がかからないところが魅力だが、害がないとはわかっていても、さすがに同時に茹でるのは抵抗感があるのもたしか。せめてパスタを茹でた後のお湯でソースを温めていれば、これほど大騒ぎになることはなかっただろう。
(ケン高田)