元テレビ朝日社員の玉川徹氏が1月17日、コメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(同局系)に出演。高校球児の聖地・甲子園不要論を唱え、大ヒンシュクを買った。
番組では、米メジャーリーグ・アスレチックスとマイナー契約を結んだ東京の桐朋高校3年生の森井翔太郎選手を特集。森井選手は投手として最速153キロの速球を武器とし、打者としては高校通算45本のホームランを記録。甲子園の出場経験こそないものの、投打の“二刀流”選手として米国野球界でも注目を集めていた。
玉川氏は「甲子園、出たことがない。僕が調べた限りでは」と、甲子園に出場していないにもかかわらず、メジャーの目に留まったことに驚きを隠せない様子。スタジオではメジャーリーグ各球団スカウトの情報網がすごいという話になり、それならばと玉川氏は「才能があれば甲子園に行けなくてもメジャーに行ける。甲子園も日本のプロ野球もいらないね。メジャーに行きたい人にとっては」と甲子園不要論をぶちかました。
甲子園といえば、高校球児にとっては聖地。特に夏の甲子園は各都道府県から予選を勝ち抜いた代表校が出場することもあり、毎年テレビに釘付けになる高校野球ファンも少なくない。
当然、玉川氏の発言について一部ネット民も反発。《甲子園いらん?それはちょっと言い過ぎ》《高校野球から直接メジャーに行きたい選手=甲子園もプロ野球も不要は極端すぎる》などといった声が飛び交った。
「そもそも甲子園大会はテレビ朝日でも開会式や決勝戦、各試合のダイジェストなどを放送し、力を入れていることがよくわかります。元社員とはいえ思い切り不要論を唱えてしまう玉川氏は少々心配
またもやお得意の極論が飛び出した。
(石田英明)