「闇営業バブルじゃん」加藤浩次の専属エージェント契約締結にブーイング殺到

 お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が、消費増税された10月1日付で所属している吉本興業と「専属エージェント契約」を締結した。これには「あれは何だったの?」「なんかかっこ悪い」「牙を抜かれた狂犬」などと、ネガティブな反応が続出している。

「『加藤の乱』ともてはやされて、”男の中の男”扱いされた加藤浩次。MCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)で、『今の社長、会長体制が続くのなら自分が辞める!』と啖呵を切ったところまではよかったが…他の大物芸人と足並みがそろわないと途端にトーンダウン。メディアも本来の問題である“闇営業”の追及よりも、加藤の去就ばかりに注目することになり、事態を混乱させた感があります。しかも加藤は、吉本興業幹部と会談すると“専属エージェント契約”なる提案を持ち出し、一気に残留に傾いたことで視聴者は総肩透かし状態でしたね」(女性誌ライター)

「専属エージェント契約」とは、吉本が仕事の窓口となり、マネジメントはタレントが自らの責任で行う。他の代理人経由での「直営業」も可能になるという。ということは、開店休業状態に近い「極楽とんぼ」もコンビで活動しやすくなる。

 今回のエージェント契約締結のニュースを報じるネット掲示板には《自分だけ得しただけじゃん》《闇営業バブルで売り抜け》《売れてる人だけが得する制度》《加藤についていくと言った後輩はバカを見ましたね》など、強烈な皮肉が羅列されている。

 結局、何をしたかったのかわからないままだが、この騒動によって加藤の収入が増える事だけは間違いなさそうだ。

(小机かをる)

エンタメ