「闇営業で助かったは失礼!」佐藤浩市、明石家さんまの暴露で再炎上騒ぎ

 本人も、まさか暴露されるとは思ってもいなかっただろう。

 明石家さんまが7月6日に放送されたラジオ番組「MBSヤングタウン 土曜日」(MBSラジオ)に出演、自身の誕生日に俳優の佐藤浩市から動画メッセージをもらったことを明かしている。動画の中で佐藤は、酒に酔っていることが分かる様子でこのような祝福の言葉を述べたという。

「お誕生日おめでとうございます!すいません。僕は吉本さんにお礼を言わなくてはいけない。いろいろネットで炎上していたのを、吉本さんの“闇営業”の炎上で僕は、助かりました。さんまさんから吉本の社長によろしくお伝えください」

 佐藤は5月、自身が出演する映画「空母いぶき」で総理大臣役を演じるも、雑誌インタビューで「彼はストレスに弱くて、すぐにおなかを下してしまう設定にしてもらった」などと語り、炎上。だが、吉本興業の芸人たちの闇営業騒動によって、自身の騒ぎがかき消された形になったことに対し、冗談交じりに感謝を伝えてきたそうだ。

 また、その動画には佐藤がカラオケで「ハッピーバースデートゥーユー」を歌っている姿も収められていたそうで、さんまは「浩市くんもいろいろあったでしょ。よほどホッとしたんだなぁって」と、佐藤の胸中を察していた。

 しかし、このエピソードを知った世間の人々からは《冗談でも不謹慎すぎるだろ》《佐藤さんのイメージが駄々下がりだわ》《闇営業で謹慎をくらっている芸人の相方や家族はもっと怒っていいと思う》などと、この発言が新たな火種となり、再びの炎上騒ぎとなっている。

「さんまも、バラエティ番組で闇営業騒動についてブラックジョークを飛ばしていただけに、佐藤としてもユーモアとして旬なネタを放り込んで送ったのでしょう。ただ、酒に酔っての個人的なメッセージをさんまにバラされてしまったのは気の毒でしたね。実際のところ、佐藤が炎上してから3週間以上が経過して闇営業騒動が明らかになっており、その時点ではすでに佐藤の一件は鎮火していただけに、完全なギャグだとは分かるのですが、それが咎められるとは当のさんまも予想外だったかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)

 だとしても、佐藤の発言は不用意。今回の件を教訓に、少なくとも公にされたくないことはさんまに話さない方が無難だろう。

(田中康)

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