「南極でペンギンを消した」Mr.マリックの告白に霜降り・粗品が会心のツッコミ

 80年代後半に「超魔術ブーム」を巻き起こしたMr.マリック。最近は娘でラッパーのLUNAにスポットライトが当たりがちだが、改めてその偉大さを世に示すこととなった。

 4月21日深夜放送のラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)にゲスト出演したMr.マリック。生放送中、リスナーから「こんなところからマジックをしたのは私くらいだろうな」と思えるような思い出深いマジックについて質問が寄せられると、Mr.マリックはこう答えた。

「いちばん、とんでもない場所でやったのは南極。これはとんでもないところ。マイナス30度のところでマジックやろうと思ったら手が、指がまず動かない。テレビの番組で、南極に行けばペンギンがいっぱいいるから。キングジョージ島というところに行って『ペンギンを消してこい』って言われたんですよ」

 これに霜降り明星のせいやは「ペンギンを消す!?」と驚きの声をあげ、相方の粗品は「おもろ」とリアクション。さらにMr.マリックは「何万匹といるから、100匹くらい消しても誰も怒らない(って言う)から、行ったんです。で、消してきたんですよ」と告白。粗品は「え〜! ペンギン消したんですか?」と確認したところ、Mr.マリックは「大変ですよ。ペンギンを消すために…」と話し始めたところで、再び粗品が「それ、スタジオに加藤浩次とかいなかったですか? 大丈夫でしたか?」とツッコミを入れると、ラジオブースはスタッフらの笑い声であふれた。

 せいやも「(オードリー)春日さんのやつ?」「炎上の比じゃない、消したら」「ペンギン消したら抗議の電話爆発するから」と言って3月に起きた炎上騒動を振り返っていた。

「極楽とんぼ・加藤浩次さんといえば、3月に終了した『スッキリ』(日本テレビ)で、動物園のペンギン池でロケ中のオードリー春日さんにスタジオから『足元気をつけろよ』と何度も“振り”を連発。春日さんがペンギン池に落下して、あやうくペンギンが下敷きになりかけたことで大炎上となりました。ペンギンのエピソードで即座に加藤さんの名前が出てくるとは、まさに会心のツッコミだったのでは…。ラジオでは、南極でペンギンを消したというMr.マリックさんのエピソードで大盛り上がり。『本当に消したのか?』という問いに、炎上を恐れることなく『消した』『消滅した』『7匹くらいは消えた』と大真面目に答えていたのが印象的でした」(お笑いに詳しいライター)
 
 コンプライアンスを気にすることなく“超魔術”を披露できた昔のテレビ業界が懐かしい。

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