加藤浩次「スッキリ」終了でも順風満帆「30億円の稼ぎ」と「役者」で生きていける

 3月31日の放送で17年間の歴史に幕を閉じた情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)。2006年の放送開始からMCを務めたお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次は、番組終了間際、「最後に17年やった自分に言いたいと思います。17年間できるのは当たり前じゃないからな。ありがとうございました。さようなら!」と締め括った。

 長い歴史の中には「当たり前ではない出来事」も少なくなかった。

 21年にはアイヌ民族を描くドキュメンタリーを紹介したお笑い芸人が、アイヌ民族の名前を動物に例える差別表現をしたとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)から放送倫理違反があったと指摘された。19年には吉本興業所属タレントの「闇営業問題」で、加藤は「今の社長、会長体制が続くのなら俺は吉本興業を辞める」と言い放ち、いわゆる「加藤の乱」を引き起こす。しかし、結果的には加藤が吉本興業から「契約延長をしない」という通達を受け、独立せざるを得ない状況となった。一部メディアでは、「スッキリ」終了には「加藤の乱」も背景にあったのではないかと報じられている。

 加藤は現在、民法キー局では「がっちりマンデー!!」「人生最高レストラン」(いずれもTBS系)の2つのレギュラーを持つ。ただ、「スッキリ」の終了による経済的な打撃は小さくないとも言われる。

「ところが、そうではないようです。収入は激減しますが、一部報道によると、加藤は『スッキリ』の17年間で30億円以上も稼いだといいます。また、加藤は意外と『演技力』に定評があります。俳優の養成所に通っていた経験もあり、2012年に放送された大河ドラマ『平清盛』(NHK)にも出演し、その演技力は高く評価されました。役者としても十分に生きていけるでしょう」(芸能記者)

「当たり前ではなかった」収入と演技力で、今後の人生もスッキリ!?

(石田英明)

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