巨人・阿部監督のバント采配に追い込まれる大城卓三のドロ沼

 巨人の元監督で野球解説者の高橋由伸氏が、大城卓三捕手の不振の原因を指摘している。

 高橋氏の発言を明らかにしたのは、4月8日に更新されたYouTube「報知プロ野球チャンネル」だ。動画では巨人取材歴17年の元G担キャップが登場。大城がバント失敗を連発していることについて「大城選手、実は巨人の中ではバントは上手い方なんです」と切り出すと、「だけど、(高橋)由伸さんと一緒に見てて、『ハマっちゃったな…』って。ドロ沼に足が抜け出せない」と“イップス”のような状態になっていることを高橋氏が指摘していたと明かした。

 大城は今季開幕からマスクを被りスタメン出場したが、4月3日の中日戦ではスリーバントを含む2度のバント失敗を重ね、すっかり調子を崩してしまった。

 スポーツライターが語る。

「バントは決めて当たり前ですから、選手にとっては当然、プレッシャーになる。大城本人、バントのサインが出ると一気に汗が噴き出しているんじゃないでしょうか。そもそも大城は打撃を買われている捕手で、無理にバントをさせる作戦には賛否両論あります。阿部慎之助監督は今季、小技を重視した野球を掲げてはいるものの、選手を追い詰めるような攻撃に納得がいかないファンも多いのでは」

 3日の中日戦では11回の無死一塁の場面でバントのサインが送られたが、ベンチを見つめる大城の顔は「能面」のように無表情だった…。大城はこのオフ、FAを行使するのではないかと見られている。本人もちまちました野球は今季までと、すでに割り切っているのかもしれない。

(ケン高田)

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