「モーニングショー」街頭インタビューで一般人の怒りを買った「花見特集」の低レベル

 朝の情報番組でダントツの高視聴率をキープする「羽鳥慎一モーニングショー」。この4月からは新たに新人の松岡朱里アナがアシスタントに就任し、装いを新たにしている。

 そんな中、8日に放送された花見の街角インタビューで取材を受けた人物が、プライバシーを侵害されたとして、Xに怒りの声を上げていた。

 その人物は、「【お願い】」と題して、「昨日、4月8日(月)のテレビ朝日『モーニングショー』にて私がインタビューを受けている素材が放送されました」と切り出すと、上野公園で番組スタッフからインタビューを頼まれたと説明。「絶対に顔を映さない」という条件で承諾したというが、実際のオンエアでは約束が反故にされており、「私に加え、一緒に取材を受けた2歳の娘の顔もハッキリと映っています。一生懸命頑張っている現場のディレクターさんの姿を見て、善意で出演したのですが、非常に残念です」と無念さを滲ませている。

 このポストは大きな反響を呼び、X上には番組を非難する声が相次いだ。

 テレビ誌ライターが語る。

「このポストには『私も顔は映さないでと伝えたのにガッツリ映っていた』という書き込みも寄せられています。これらが事実であれば、『モーニングショー』に限らず、一般の方へのインタビューではたびたび見られるトラブルといっていいでしょう。同番組では9日にも“迷惑花見客”を特集していましたが、前日に『サクラノミクス経済効果1.8倍』などと煽っていたのですから、もはやただのマッチポンプとしか思えません」

 情報番組での街頭インタビューは定番となっているが、小さい子どものプライバシーすらきちんと守れないのであれば、いっそ音声だけにしたほうがいいのではないだろうか。

(ケン高田)

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