離婚もある!? ヘンリー王子とメーガン妃に囁かれる「2024年のお騒がせイベント」

 2024年も世界を騒がせそうなのが、英国のヘンリー王子とメーガン妃夫妻だ。

 そもそも、最初に物議をかもしたのが、2023年1月発売の王子の回顧録「スペア」だった。ヘンリー王子は同著で、兄ウィリアム皇太子から受けた暴行や、陸軍のヘリコプター操縦士として従軍したアフガニスタンでタリバン戦闘員を25人殺害したこと、また17歳でのコカイン摂取などを赤裸々に告白したのだった。

「他にも、2005年には仮装パーティー用にナチス・ドイツの衣装を着たことで大問題になった際、自分の姿を見て当時のウィリアム王子と、現キャサリン妃が大笑いした、などと、王室内で起こった様々な出来事を面白おかしく綴っていました。しかし、発売当初から中身の真偽については疑問の声も多く、ギネス認定されるほど爆発的な売り上げとなる一方、書評コラムでは『これまで王族が書いたなかで最も奇妙な本』と酷評されるなど、話題は絶えなかったですね。案の定、発売から程なくして、本文中の虚偽や誇張が次々に指摘されるようになりました」(王室ウォッチャー)

 もっとも、増える批判も夫妻には馬耳東風だったようで、音楽配信大手Spotifyと契約を結び、メーガン妃と著名女性らのインタビューを配信するという計画を立てた。

「ところが、フタを開けてみたら、制作されたのはシリーズ1本と特別番組1回のみ。結果的に両者は『双方の合意』で契約の打ち切りを発表したのですが、Spotify幹部で人気ポッドキャスターのビル・シモンズ氏は、自身の番組の中で夫妻を『ペテン師』と呼び捨てし、大きな話題になりました。この問題で夫婦の人気がさらに下降したことは間違いないでしょう」(前出・ウォッチャー)

 さらに、この人気下降に拍車をかけたのが、11月末に発売された暴露本「エンドゲーム」だった。同著は、メーガン妃の友人である伝記作家オミッド・スコビー氏によるものだが、オランダ語版では、妃が長男アーチー王子を妊娠中、『生まれてくる子どもの肌の色』を懸念したという王室メンバー2人の名前が、チャールズ国王とキャサリン皇太子妃と掲載された。その後、誤って記載されたとしたものの、背景にメーガン妃の指示があったのでは、とも言われ大騒ぎに発展した。

 そんな2人は、ついには、アメリカの権威ある業界紙「ハリウッド・リポーター」が選ぶ、2023年の「ハリウッド最大の負け組」に選出されることになったのだった。

「現在の2人は、夫妻仲も険悪な状態で目を合わせることもなくなったとの報道もあります。メーガン妃としては、王室から、自分たちだけでなく『2人の孫への生涯続く経済的援助』を取り付けたいと考えているとも言われていますね。ただ、王室内では、ヘンリー王子の王室復帰には、まずは離婚ありき、との声が出ているとされます。ともあれ、今年は2人にとって、さらに厳しい1年になることは間違いないでしょう」(前出・ウォッチャー)

 英王室の伝記作家アンジェラ・レビン氏は、「2024年に結婚生活が終わる可能性がある」と断言しているが、2人の今年の行方は果たして…。

(灯倫太郎)

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