ヘンリー王子のいじめとハラスメントが原因?慈善団体パトロン「電撃辞任」の真相

 いったい、どちらの言い分が正しいのか。またも英ヘンリー王子を巡るドタバタ騒動が波紋を呼んでいる。

 ヘンリー王子が母の故ダイアナ元妃を追悼して、アフリカ南部レソトのセーイソ王子と共同で、エイズと生きる若者を支援する目的とした慈善団体「サンタバリー」のパトロン職を辞任したのは2006年のこと。

 サンタバリーはレソトの言葉で「私を忘れないで」を意味するが、レソトはHIV感染率が世界の中でも特に高い国で、04年にレソトを訪問した際、その現状を目にした王子は「セーイソ王子の母と私自身の母の思い出として」(20年の本人談)設立したとされている。以来、王子は同団体が主催するチャリティポロマッチにも度々出場してきたが、現地時間の3月26日、突如、セーイソ王子と共同で声明を発表。「慈善団体の理事と理事長の関係が修復不可能なほどに崩壊し、耐え難い状況を生み出したことは壊滅的です。組織のパトロンとしての役割を辞任し、同じことをしなければならなかった理事会を支援し、連帯します」と、同団体のパトロン職を退いたこと、ただ、変わらずに理事会を支援していくことを発表したのである。英王室ウォッチャーの話。

「実は23年7月にソフィー・チャンダウカ氏が新理事に就任して以来、複数の理事との間で対立が起こった。結果、チャンダウカ氏に不満を持った理事たちが彼女に辞任を要求したものの、これに激怒したチャンダウカ氏が自身の地位保全を求めて同団体を相手取り、イギリスの高等裁判所に訴訟を起こしたというわけなんです」

 ただ、それだけなら理事長と理事会との内乱で、パトロンという立場のヘンリー王子に直接原因があるわけではないのだが、メディアの取材に対しチャンダウカ理事長は、「私の行動は社会的地位や経済力に関係なく、誰もが公平で公正な扱いを受けるという原則に基づく。この世界には、まるで法を超えた存在のように振る舞って人々を不当に扱う人たちがいる。彼らは被害者の役割を演じ、自分たちが軽蔑するマスコミを利用して、自分の行為に異を唱える勇気を持つ相手を傷つける」とコメント。「変わらず理事会を支持する」と表明したヘンリー王子を名指しこそしていないものの、「法を超えた存在」「被害者のカードを切っている」と非難した上で、組織内での「権力の濫用、いじめ、嫌がらせ、女性蔑視」に対する認識を高めようとしたことで標的にされたと反論したことで、波紋が広がることになったのだ。

 さらに、29日に英スカイニュースの取材を応じたチャンダウカ氏は、ヘンリー王子による「大規模なハラスメントといじめがあった」を告発。パトロンの辞任を公表したことについて、「ヘンリー王子側は、私や慈善団体の事務局に報告することなく、外部に対して有害な情報を流した。ヘンリー王子側の攻撃が私や慈善団体の関係者やその家族に何をもたらしたか、想像できるだろうか。これは彼らによるハラスメントといじめの一例だ」と怒りを爆発させた。

「チャンダウカ氏の告発について、ヘンリー王子側はコメントしていません。ただ、2024年4月に行われたポロのチャリティマッチ表彰式で、メーガン妃がある女性に対し、ヘンリー王子の横に立たぬよう求めたシーンが放映されたことがあり、実はこの時の女性がチャンダウカ氏なんです。そのため、一部メディアでは、彼女と王子夫妻とは最初から仲が悪かったのではないかと報じていますが…。いずれにせよ英メディアは、しばらくこの話題で持ちきりでしょうね」(同)

 米追放問題の次は、いじめ&セクハラ疑惑…。お騒がせは相変わらずのようだ。

(灯倫太郎)

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