MISIAと福山雅治が気の毒…「紅白」4年連続トリ報道で「またか」「飽きた」の大合唱

 大みそかに放送される「第74回NHK紅白歌合戦」(NHK)。目玉とされていた松田聖子、中森明菜の出演は現時点では発表されておらず…。そんな中、トリを務める歌手が一部で報道された。

 12月20日の「スポーツ報知」が、歌手のMISIAが大トリ、福山雅治がトリを務めると報じた。2人が最終歌唱の大役を果たすのは4年連続。MISIAに至っては、美空ひばりさん(1963~72年)の10年連続に次ぐ、5年連続の紅組トリを担う快挙を果たした。

 MISIAといえば、圧倒的な歌唱力を誇る日本を代表する歌手の1人。20年の「第71回NHK紅白歌合戦」では、11月にテレビ番組の収録で背骨を骨折して全治6週間の重傷を負ったにもかかわらず、自身初の大トリで「アイノカタチ」をパワフルに熱唱したことは伝説となっている。

 一方、福山は22年の「第71回NHK紅白歌合戦」で初の大トリを務めた。鮮やかなピンク色のスーツを纏い、大ヒット曲「桜坂」を披露。ファンからは《大トリにふさわしいパフォーマンスに感動》《私の青春の一曲》などと感動を呼んだ。

 23年はどの曲、どんなパフォーマンスで1年を締め括ってくれるのか。2人の歌唱に期待したいが…。

「SNS上では、MISIAと福山が大トリ・トリを務めることに《飽きた》《またか》の大合唱です。トリの固定化には、マンネリ感を覚える人が少なからずいて、《ほかにいないのか》と人材不足を嘆く声もありました。視聴者が食傷気味になっているのは明らかですが、かといって他に大役を任せられる歌手が見当たらないのも事実です」(エンタメ誌ライター)

 やはり、せめて聖子や明菜といった往年のスターが出演すれば、新鮮味も出るのがだが、無理な話か。

(石田英明)

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