レッドソックス吉田正尚が実行する「ホームラン1本で10万円」のマル秘行動

 5月2日の試合で11試合連続安打を放つなど、メジャートップクラスの大活躍を続ける、レッドソックスの吉田正尚。今季、オリックスからポスティングシステムで移籍し、5年総額9000万ドル(約124億円)という大型契約を勝ち取った。173センチの小さな体でどこまで通用するのかと、疑問視する声があったものの、それをものともしない成績を残しているのだ。

「野球人気に陰りが出ている今、吉田のWBCとメジャーリーグでの活躍は、日本の子供たちが野球への関心を持つことに、大いに貢献しています」(スポーツ紙デスク)

 スーパースターの大谷翔平に比べ、一般の注目度はどうしても低くなりがちだが、

「人として真面目で、慈善活動に積極的です。NGOの『国境なき子どもたち』には、1本塁打ごとに10万円を寄付しています。幼い時にストリートチルドレンの映像を見て、オリックス入団時から社会貢献活動をしたい、と思っていたそうですから。慈善活動をすれば野球がうまくなるわけではないとはいえ、世界で活躍するには人の役に立ちたい、という志も大事かもしれません」(スポーツライター)

 メジャーリーガーは、社会貢献や慈善活動がともなって初めて、一流とされる風潮がある。吉田もすでにその仲間入りをしていたのである。

スポーツ