三浦瑠麗氏「夫」を東京地検特捜部が強制捜査!10億円投資トラブルに「妻の関与は…」

 国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫、三浦清志氏が代表を務めるコンサルタント会社「トライベイキャピタル」が1月19日、東京地検特捜部の家宅捜索を受けた。同社は再生可能エネルギーである太陽光発電事業への出資を巡り、取引先と金銭トラブルを起こしていたという。

 1月20日配信の「NEWSポストセブン」によると、同社はとある取引先の代表に、建設の見込みがないにもかかわらず、兵庫県での太陽光発電所の建設計画を提案。結果、出資金約10億円をだまし取ったとして刑事告訴されていた。

「夫の会社が家宅捜索という特捜の強制捜査を受けたことから、三浦氏は1月20日、自身が代表を務めるシンクタンク『山猫総合研究所』の公式サイトを更新、夫に関する報道は事実と認めた上で、『私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないこと』として、自身の関与は否定しています」(全国紙記者)

 三浦氏は東京大学4年生のとき、同窓で1歳上の清志氏と結婚。2019年、衆議院会館の裏に山猫総合研究所を移転し、夫とオフィスをシェアしている。自宅でもオフィスでも、週末に行く長野・軽井沢の別荘でも夫と一緒だ。清志氏は外務省、マッキンゼーなどを経てトライベイに参画し、再生可能エネルギー事業を中心に携わってきた。

 そんな夫の影響もあってか、三浦氏は再生エネルギーについて実に詳しい。

 19年3月30日更新のツイッターでは、再生エネルギーについて20投稿近くも大連投している。長々と再エネの有用性や必要性を説いており、結論として「再エネの普及に努めるのが常識」としている。一連の投稿については、1月20日にさっそく、《太陽光発電事業に詳しくさすがですね。旦那さんの事業の立派な参謀役だ》と皮肉られていた。

 19年12月13日更新のツイッターでも再エネについて連投し熱弁をふるっている。

「2030年以降のエネルギー基本計画を更新するための答えはほぼほぼ見えています。まず、再生可能エネルギーを飛躍的に伸ばすこと」

 この連投についても、《再生エネルギーファンドへの勧誘ですか。ご主人のために必死ですね》とのリプライもあり、当時から批判的な声も少なくなかった。

「再生可能エネルギーは持続可能な社会を目指す上で中心的な役割を果たすことに誰も異論はないはずです。しかし、国際政治学者の三浦氏がエネルギー問題にこれほど執着することに違和感を覚える人も多かった。夫の会社経営に関与していなくても、夫の影響を受けて再エネ問題に肩入れするようになったとしても不思議ではありません。一連の『再エネ猛プッシュ発言』が、夫の会社の『宣伝塔』だったのでは、という見方もあって、三浦氏の仕事への影響を懸念する声も上がっています」(週刊誌記者)

 三浦氏は同HPで、「家族としましては、夫を支えながら推移を見守りたいと思います」と語っているが、夫だけでなく、三浦氏の今後の推移も見守りたいのである。

(石田英明)

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