10月30日、あるTwitterユーザーが牛丼チェーン「松屋」が新たに導入した卓上タッチパネルでの注文システムを「完全に改悪」と画像つきで批判。ネット上でも《このシステムの導入は一部店舗だけで終わってくれ》といった声があがっている。理由は何なのか?
投稿者によると、利用した松屋では「席に着いてタッチパネルで注文」「品物が届く前にセルフレジで支払いセルフレジは席にはない。一度立って支払いに行く」「注文が出来上がると呼び出し。席を立って受け取りに行く」という注文システムだったといい、店内に貼られた案内を撮影した画像もアップした。
さらに、「水もセルフなので、支払いと同時に取ってくれば良いけど今日は気づかずにもう一度立って水を取りに」「しかも支払い終わってるのに、席のタッチパネルには『未払いがあります』とか出やがるし…」と何度も席を立つハメになったといい、「このシステムで良いと思ったの誰だよ…!?」と嘆いている。
この投稿は1100件以上リツートされるなど拡散し、リプライには《これ、ちょっと前に体験したんだけどホントひどかった。手間が二重三重どころじゃない》《うちの近くこのシステムになってたけど、テイクアウトも分かりづらくて最悪。店員もよく分かってない感じだったし、何のために導入したのか本当に疑問》など厳しい声が相次いでいる。
「この卓上タッチパネルでの注文システムは一店舗で試験導入されているもののようです。松屋は今年10月に北海道の11店舗でみそ汁無料サービスを終了させるなど小規模でテストを実施し、試行錯誤を繰り返しています。今回のシステムもそうした一環だと思われますが、ネット上の反応を見る限りでは今後多店舗に展開されることはないのかもしれません」(フードライター)
店内混雑時に何度も立ったり座ったりしなければならないのは、たしかに面倒くさそうだ。
(小林洋三)