Netflixオリジナルドラマ「極悪女王」(2023年配信予定)は、80年代、空前の女子プロレスブームを牽引したカリスマ悪役女子プロレスラー・ダンプ松本の半生を描いている。主演はお笑いタレント・ゆりやんレトリィバァだ。
ところが、撮影中に不測の事態が起きたという。
10月27日配信の「文春オンライン」によると、10月21日に行われた撮影でトラブルが発生。プロ入団テストのシーンで、ゆりやんは「頭から落ちる技を受ける動き」を100回以上も繰り返したという。そのときから頭に痛みを感じていたというが、後日悪化。病院で診てもらった結果、脳が損傷していたことがわかり、緊急入院となったのだ。
ゆりやんはツイッターで、《受け身を失敗してしまいました!!人生で初めて安静にします。早く元気になります!!》などと報告。コメントに深刻さはそれほど感じられないが、患部が脳だけに大事に至らないことを祈るばかりだ。
一方、同作では、ダンプ松本のライバル女子プロレスラーコンビ・クラッシュギャルズの長与千種を唐田えりか、ライオネス飛鳥を剛力彩芽が演じる。ゆりやんが頭から落ちる技を100回以上受けたように、リアリティを追求するため、唐田や剛力も何度もプロレス技をかけたり、かけられたりしているとみられる。華奢なイメージのある2人だが、果たして過激なプロレス技に耐えられるのか。
「ドラマでは当然、ダンプ松本組とクラッシュギャルズの一戦が描かれると思います。ダンプ松本の得意技はラリアットです。これは、片方の二の腕を相手ののど元に叩きつける技。ダンプ松本のラリアットは強烈で、相手が空中で一回転したこともありました。受け身に失敗すれば後頭部を強打する可能性もある。シンプルな技だけに少しでも手を抜くとリアリティが伝わりません。かといって、本気で食らえば相当ダメージを受けます」(エンタメ誌ライター)
過激なプロレスシーンは代役を立てたほうが無難かも!?
(石田英明)