ゆりやんが見抜いた、ミキ「ステマツイート騒動」の真相

 お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが11月3日放送の「サンデージャポン」(TBS系)に出演し、ステルスマーケティングの疑いを報じられた兄弟コンビ・ミキについて言及している。

 ミキは昨年10月、吉本興業と京都市が企画する京都国際映画祭やふるさと納税、市営地下鉄のプロモーションツイートを投稿したが、ここに宣伝を表す「PR」の表記が無く、また京都市がこのツイート費用として100万円を支払っていたことから、いわゆるステマの疑いがかけられていた。

 「#京都市盛り上げ隊」というハッシュタグはついていたものの、ミキのフォロワーが当該ツイートを閲覧した際、仕事としてのツイートなのか、それともプライベートなツイートなのかを判別できたのかどうかが争点となっているようだが、ゆりやんは「一瞬で仕事と分かりました」と話し、その理由については「仕事じゃなきゃ、(ミキは)こんなに丁寧にツイートしない」とユーモアを交えながらコメントしている。

「続けて、ゆりやんは自身も過去にSNSでコンタクトレンズのPRをして欲しいというオファーを企業から受け、その際はキチンと『#PRって付けました』と話しています。民間企業はステマ騒動を起こせば一発アウトになることを十分に理解しているからこそ、ゆりやんはしっかりとPRを明示したのでしょう。ゆりやんのコンタクトレンズの時にはPRをつけたのに、同じく吉本からの仕事であろう京都国際映画祭のツイートではなぜ『京都市盛り上げ隊』のハッシュタグだけでPR表記しなかったのか? 大きな疑問が残りますね」(テレビ誌ライター)

 このケースを良しとしてしまえば、オンライン上は読者が読みたいコンテンツと広告がシームレスに繋がり、混乱を招きかねない。SNSの快適さを保つ為にも、やはりプロモーションであることを示す表記はきちんと打ち出してほしいところである。

(木村慎吾)

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