人気お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァが6月25日に行われる「K―1WORLDGP2022」でラウンドガールを務めることが発表された。
ゆりやん本人は、「大会当日は衣裳に注目してもらっちゃったりもして、皆さんと一緒に会場を盛り上げられたら」とコメントし、意気込みは十分。だが、これに対しネット上では、「本来ならスタイルのいい美人を拝める場が…」「この人を起用する意図がわからん」「ちょっと痩せたのはわかるけどラウンドガールは無いだろ」と、批判の声も上がっている。
ゆりやんといえば、人気アンダーウェアブランド・ピーチジョンのモデルにも選ばれるなど、ビジュアルを重視した仕事をこなすことも多くなった。これまでは華奢な美人ばかりが起用されてきたモデルという仕事を、個性的な見た目とぽっちゃり体型のゆりやんが受けたことには様々な意見があるようだ。
しかし、業界関係者からはこんな声も上がっている。
「彼女が2019年にアメリカのオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演した映像を見た時、この子は大ブレイクすると業界中で話題となっていましたね。当時、横バストがはみ出た状態の面積の少ない水着で出演してダンスを披露し、会場を大いに盛り上げたゆりやんでしたが、なんと自分にバツを出した男性審査員にホテルの部屋番号を伝えるという色仕掛けなギャグをかましたんです。審査員らとのその軽快な掛け合いが、会場にいたお客さんに大ウケし、大きな爪痕を残しました。見た目の面白さだけでなく、頭の回転の速さや空気の読み方など、全てにおいて完璧でしたね。ルッキズムについて論争が行われる今、これまでスタイルの良い美人だけが選ばれていたモデルの仕事に、個性的な芸人たちが進出してくる日も遠くないでしょう」
カラダを張った芸が海外で認められ、ポジティブな性格を活かしてモデルをこなすゆりやんには、今後もさまざまなオファーが舞い込みそうだ。
(佐藤ちひろ)