鳩山由紀夫氏「ワクチンを打ったほうが入院率は高い」「ファイザーは大量のデータを消した」発言でネットが動揺

 常識外れの言動でかつて〝宇宙人〟と揶揄された鳩山由紀夫元首相が、新型コロナウイルスワクチンを巡る発言で物議を醸している。

 問題となったのは7月13日更新のツイッター。メディアにも度々登場する有名医師の話を聞き驚愕したという。その内容について鳩山氏は「WHOがワクチンを打った人の方が打たない人より3倍入院する確率が高いことを認めたとのこと。ファイザーは大量のデータを消したとの内部告発も発表された」と告白。続けて「今までワクチン利権は聞いていたが、陰謀論と切り捨てられるようなものではないことが明らかになった」と締めくくった。

 鳩山氏のツイートに対して「打った人はだまされたってことですか?」「もう既に打った人はどうすれば?」と不安を吐露する声もあれば、「WHOのレポートはどこにありますか?」とソースを求める声もあった。また、「わかってくださってありがとうございます」などと感謝の言葉も少なくなかった。

 7月13日配信の「フォーブス ジャパン」公式サイトでは、WHO(世界保健機関)の専門家が、欧州に住む免疫障害を持つ人とその近親者に新型コロナワクチンの2回目のブースター接種を行うように勧告したことが報じられている。仮にワクチン接種により入院する確率が高まるのであれば、WHOがブースター接種を勧告することは考えにくい。

「鳩山氏のツイートの真偽はわかりません。専門家の話を誤解した可能性もあります。ただ、ファイザーが大量のデータを消失したという話も含めて、ソースが見たりません。ソースがないからといって事実ではないとも言いきれませんが、発信力のある鳩山氏には根拠となる情報も明記してほしかったというのが本音です」(週刊誌記者)

 ツイートは真実なのか、それとも宇宙人の迷言なのか。

(石田英明)

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