韓国・大統領夫人「黒い履歴書」で大紛糾(3)「私が夕食を作る」と求婚

 ファッションだけではなく、最近では、夫をしりに敷くカカア天下ぶりも取りざたされている。

「大統領就任式では、参列者の車を見送る尹大統領の袖を後ろから引っ張ったことで、『大統領と見なしていない』など心配する声もあった。すると、その日の晩餐会での一幕も話題に。ワインを飲む尹大統領を夫人がレーザー目線でちらり一瞥した瞬間、慌ててグラスをテーブルに置く動画はネット上で何万回も再生されました。尹大統領は50歳を過ぎてからの晩婚で12歳年下の夫人にプロポーズしたが、その際『これから夕食は私が作る』と宣言したのは有名な話です。しかも、いまだにその約束は守られているそうです。愛妻家には違いないが、完全にしりに敷かれているとも言えるでしょう」(ジャーナリスト)

 大統領をも従わせる裏女帝となるのか‥‥。

「尹大統領は帝王的権威の象徴とし、大統領府である青瓦台の使用をやめ、一般公開した。また、政治に関わらないという夫人に気遣い、ファーストレディーの担当部署を閉鎖している。夫人は選挙中に停止していたSNSを再開したものの、会社の経営はしばらくやめ、尹大統領の内助に努めるようです」(デスク)

 果たして日韓関係にはどう影響するのか。五味氏が語る。

「確かに疑惑は様々持ち上がったが、いずれも確証が掴めるものではなかった。むしろ、その多くの疑惑が男性を虜にしたとも言え、今や『国母』と称賛する声まで出ている。本人は政治に口を出さないと言っているが、反対にセンスのよさを感じます。実は、ファンクラブの一部が変化して、6月から始まる統一地方選を前に対立候補の落選を呼びかけるなど、彼女の名前を政治利用する動きまで出てきていることが気になるところです」

 尹政権が無事安定すれば、日本との関係改善への道も開けるのは間違いない。日韓関係の裏キーマンとなるこの美人妻に日本からも熱視線が注がれている。

*「週刊アサヒ芸能」6月2日号より

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