「眞子さまの結婚報道」英国は伝統重視、米国はエール、そして中国は…

 秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と小室圭さん(29)が10月26日に結婚されることが、10月1日、宮内庁より発表された。

 お2人の結婚については、これまで海外でも大きく報じられている。

「眞子さまと小室圭さんの結婚のニュースは、かねてから海外メディアも注目していました。ただ、国によって報道のトーンはまちまちで、たとえば王室の国民的支持が高い英国では、〈(皇室の)伝統を破る前代未聞の事態〉という伝え方をするメディアが多いです。『デーリー・ミラー』は小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者をめぐる金銭トラブルで結婚が延期されたことなどを詳しく解説。眞子さまが『結婚一時金1億5000万円を辞退』とセンセーショナルに報じています」(国際ジャーナリスト)

 一方、アメリカでは『ワシントン・ポスト』が、〈王女が一般人と恋に落ち、皇族の称号を放棄して大学時代からの恋人と結婚する〉としてエールを送る一方、日本での過熱報道を〈ほぼネットいじめ〉と批判。お2人を応援するスタンスをとっている。

 さらに、度々国営メディアなどで、お2人のニュースを大きく取り上げている中国では、皇室としての関連行事を執り行わず、国が支給する一時金も受け取らずに、恋する男性のもとに嫁いでいく眞子さまの言動を、美談として報じているという。

 前出のジャーナリストが語る。

「お2人のことを〈真実の愛!小室圭さんとの結婚のため1億5千万円を辞退〉と報じたのは中国国営メディア『環球時報』。歴史上、中国はさまざまな王朝により支配・統治されてきたましが、清王朝を最後に王室は存在しません。そのためか、中国では日本の皇室への関心が高い。今回は皇族の称号を手放して恋人と結ばれるという古典的なロイヤル物語が起こったため、眞子さまを物語のロインと捉えているのかもしれません」

 小室さんは現在、神奈川県の実家で2週間の隔離生活を行っているが、婚姻届を提出される10月26日には眞子さまとともに記者会見に臨む予定。はたして海外メディアはこの会見をどう伝えるのだろうか。

(灯倫太郎)

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