ツイートすべきではなかった? はあちゅう、タクシー運転手との美談が大炎上

 当人が感じた「優しい世界」は世間の人々にうまく伝わらなかったようだ。

 ブロガーで作家のはあちゅうが5月13日に自身のツイッターを更新。タクシーを利用後にトラブルが発生したものの、運転手の気前のいい対応で解決したエピソードを明かしている。

 内容は以下のようなものだった。

「今タクシーに乗ってたら、タクシーのおじさんが、ネット決済の方法がわからないってなって、会社に電話してもなかなか繋がらなくて、タダでいいよって言われたから、今日会った人たちにお裾分けしようと思って持ち歩いてた小夏を渡した。小夏で支払ってしまった…。いい人…。優しい世界…。」

 タクシーの支払いをスマホを利用したネット決済で行おうとしたところ、タクシー運転手がそのやり方が分からずに、最終的には料金をタダにしてくれたらしい。ただ、無料では申し訳ないという気持ちから、持っていた果物の小夏を運転手に差し出したことを小夏の写真とともに紹介している。

 しかし、このやりとりに世間の人々からは「コンビニでお金おろしてでも現金で支払ってあげろよ」「クレジットカードもあるだろうに、少しは料金を払う努力をしたら」「タダ乗りしたって自慢したかっただけでは」「何が優しい世界だよ。やってることは修羅の国だろ」「タクシー会社に連絡して、今からでも料金を支払いに行くべき」といった批判的な意見が殺到している。

「現在は炎上を受け、はあちゅうは当該ツイートを削除。その後のツイートでは『クレカの二重決済になるかもしれなくて、でもちゃんと支払えてるのかの確認が全然できなくて運転手さんが【まぁ払えてなかったらそれでも良いです】って言ってくれた』と、補足。支払い確認はとれていないものの、一応はネット決済の段取りはしたようですから、料金が支払われている可能性はあるようです。

 ただ、最初のツイートでは『ネット決済の方法がわからないってなって』『タダでいいよって言われた』など、後の補足ツイートとは大分違う内容で紹介してしまったことも炎上した原因でしょう。タクシーの運転手の神対応をより多くの人に共感してもらうためでしょうが、今回に限っては書き方を誤ってしまいましたね」(エンタメ誌ライター)

 特別待遇を受けたことは事実なだけに、わざわざツイートするのは控えるべきだった?

(佐伯シンジ)

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