ついにギャンブルを解禁!「旅バラ」の蛭子能収がフリーダムすぎる

 視聴率が低迷し不調が伝えられる「太川蛭子の旅バラ」(テレビ東京系)だが、当の蛭子能収はそんなことにおかまいなし。以前と変わらない言動を繰り広げ、好評を博している。

 5月9日の放送でも安定のクズっぷりを発揮した。この回は「ローカル鉄道 寄り道旅」に挑戦。太川陽介と共に埼玉の秩父駅から群馬の赤城駅を目指した。

 蛭子は番組冒頭から奔放さ全開だ。太川が「ローカル鉄道 寄り道6」とタイトルコールを行い、「ついにシックスです」と話すと、蛭子は「○○○○って言いそうになっちゃった」と発言。太川にたしなめられることとなった。もちろん「○○○○」はシックスに発音の似た男女の営みを示す言葉だ。

「お金に執着するのも相変わらずでした。秩父鉄道の和銅黒谷駅で下車し、和同開珎で知られる和銅遺跡を訪れたのですが、和銅遺跡のモニュメントに置かれたお賽銭を見て『拾えば300円ぐらいになる』と言い出し、拾おうとする意思を見せたんです。さすがに止められていましたが、ストップがかからなかったら拾っていたかもしれません。さすが蛭子さんだと笑ってしまいましたよ」(テレビ誌ライター)

 お金を節約しようとする一方で、自分が使う場合は大胆だ。長瀞駅に下車してそば店で食事をした際、太川やゲストの優木まおみがそばを頼む中、蛭子は一番高い「野菜天盛うどん」(1200円)を遠慮なく注文。太川から「そば店なのに自分だけうどんを食べて」と指摘されてもどこ吹く風。わが道を貫いた。

 そして一番の見せ場は競艇場。旅の資金が足りなくなったため、ギャンブル好きの蛭子が競艇で増やそうとしたのだ。

「最初は難色を示していた太川さんも、旅の資金が足りないのでやむなくGOサインを出した。残り少ない旅資金の中から1万円を突っ込む大勝負。桐生競艇場で予想する蛭子さんは真剣そのもの。あんな顔をした蛭子さんをテレビで見たことはありません。とても旅番組とは思えない殺気だった表情でしたね」(前出・テレビ誌ライター)

 が、渾身の予想は大外れ。それも賭けたレースで多重転覆が起こるというおまけまでついた。

 次回5月16日放送の旅バラは2年4カ月ぶりに「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が復活するという。原点に戻って、クズ言動を連発する蛭子の姿が再び見られるに違いない。

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