“4WD不貞”原田龍二が妻とCM共演で「渡部建はまだか」

 2年前、「週刊文春」によって「4WD不貞」をスッパ抜かれ、釈明会見では自ら、色欲は「強い」「妻からは『原田、アウト!』と言われた」と、その経過と顛末を赤裸々に告白した原田龍二(50)。そんな原田と妻の愛さん(48)が共演する山本漢方製薬「大麦若葉」の新CMが今月からスタートし、話題を集めている。
  
 週刊誌の芸能記者が語る。

「当然のことですが、イメージを売るCM業界では、芸能人の不貞スキャンダルは本来ご法度。発覚後、当事者の多くがCMや出演番組を降板、事実上の活動休止となってしまうケースは少なくありません。ところが、原田の場合、不祥事発覚後に自分がレギュラー出演している生放送の情報番組に出演、すべての質問に答えて事情説明。その後に開いた会見でも『時間制限なし』で、記者からの質問に答え続けました。ま、人柄もあるのでしょうが、結果、すべてを晒したことで、かえって好感度がアップしてしまった、まさに、初動がうまくいった成功例と言えるでしょう」

 CMを降板することもなく、さらに、「仕事がなくなったらお遍路するしかない。何でもやるので、仕事お願いします」と頭を下げたことで、バラエティ番組の起用も増え、今回、「当時は離婚を考えた」という愛夫人とのCM共演となったわけだが、

「奥さんはかつて『鎌江愛』という名で、フジテレビの『愛し合ってるかい!』や『NIGHT HEAD』などのドラマに出演した経験がある元女優。原田との出会いもTBSドラマ『キライじゃないぜ』での共演がきっかけだったのだとか。彼女は離婚しなかった理由を『(悪い所より)いいところが勝った』と語っていますが、そういう意味では、二人には良いときも悪い時も一緒に歩んできたという歴史の重みがあるのでしょうね。だからこそ、原田もそんな奥さんを思い、エエ格好することなくすべてをさらけ出して答えた。結果、それがダメージを最小限に抑える事に繋がりました」(前出の芸能記者)

 一方、原田の「4WD不貞」に対し「多目的トイレ不倫」のアンジャッシュ渡部建(48)は、未だ仕事復帰の見通しが立たない状況だとされる。前出の芸能記者が続ける。

「渡部の場合、『私の不徳の致すところ』と杓子定規に謝るだけで、具体的なことを何も語らなかったことが致命的な失敗となりました。その後、東京・豊洲市場の仲卸業者のもとで無報酬で働いていることも伝えられたましたが、騒がれると即座に断念。最近は家事と育児をしながら主夫をしているようですが、バッシングされても矢面に立って何かをするという覚悟が感じられない。だから、いつまでたっても一歩を踏み出すことが出来ず、状況が前に進まないのだと思いますね」

「女性セブン」(7月15日号)によれば、今年3月、妻の佐々木希が4億円の高級マンションを個人会社の単独名義で現金で一括購入したと伝えられるが、前出の芸能記者によれば、「夫として、男としてその甘えこそが、今後大きな問題になる」と断じる。

「記事では、佐々木のマンション購入理由を、渡部を路頭に迷わせまいと守ろうしているのでは、としていますが、もしそれが事実なら、男のプライドが高ければ高いほど引け目を感じ、さらに働く意欲を失ってしまう可能性もありますからね。一見、内助の功にも見えますが、ある意味では、難しい選択だと思いますね」

 ともあれ、不貞後の対応で、明暗が大きく別れてしまった両者。改めて初動対応の難しさを物語ることになった。

(灯倫太郎)

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