これが「小祝さくら」のマル秘伝説だ!(3)友情を壊しかねない珍回答!?

【7】ワットバイクで心肺機能を強化!

 小祝の肉体強化は、これだけにとどまらない。千葉県の自宅から車で約2時間かけて通っているのが、東京都世田谷区経堂にあるトレーニング施設「スピッツェンパフォーマンスコンディショニングセンター」。19年7月のオープン当初から定期的に通っているが、

「『筋トレはあまり‥‥』と、そこまで乗り気ではないみたいです。ゴルフのためと割り切ってオフシーズンは週2〜3回、ツアー中にも合間を縫って通っています。ここは元日本ハムのトレーニングコーチが代表を務めていて、彼が作成したメニューをもとに体をイジメ抜いている。中でも重点的に鍛えているのが心肺機能。ワットバイクのペダルをこぐ時間が、トレーニングの大部分を占めています」(スポーツ紙記者)

 ゴルフは1日に10キロ歩くスポーツ。ラウンドの後半でもバテない体作りが、後半でスコアを伸ばすファクターとなるのだ。

【8】珍回答ばかりで話がかみ合わない

 つかみどころのない天然キャラは、久しぶりの優勝会見でも余すことなく発揮されている。

「開幕戦の優勝会見は珍回答ばかりで大爆笑でした。とにかく記者の質問と答えがかみ合わず、おもしろかった。30分以上も会見したのに、紙面に反映しづらい回答ばかり。それでも副賞のプレジャーボートについて『母が釣りをするので取りたいなと思っていました』と発言し、提供元のヤンマーの担当者は涙を流して喜んでいましたよ。副賞は相応の現金に換金されるケースが常ですから」(スポーツ紙記者)

 また、時には友情を壊しかねない失言も。

「インタビューで『永井花奈ちゃん(23)と行った、2回目のユニバのほうがなぜか楽しかった』という発言が同期の間で物議を醸したそうです。実は1回目のユニバーサルスタジオは、同期の勝、新垣比菜(22)、河本結(22)の4人で高校の卒業旅行として行ったもの。その時よりも楽しかった、と発言したわけですからね。結局、いつもの天然発言として、笑い話で終わったみたいですが」(ゴルフライター)

【9】栄養士の指導で体重60キロをキープ

 女子プロゴルファーとしては珍しく、自身の体重をあっけらかんと公言するあたりも小祝らしさと言えるだろう。

「身長158センチで60キロと、やや太めの体重ですが、管理栄養士に指導を仰いで筋肉を増量した結果です。遠征先では、なるべくビタミンとタンパク質の補給を意識していて、ラーメンやチャーハンのような高脂質の食べ物は、週に1回までと決めているようです」(ゴルフライター)

 とはいえ、美容に無頓着なわけではない。

「妹弟子の吉田優利に勧められて、20万円もする『デンキバリブラシ』を購入。ハリの先端から流れる電流が顔のリフトアップや小顔化に効果抜群なんだとか」(ゴルフライター)

 恋愛はNGといっても、そこは女子。遠征先でも美容に抜かりはないようだ。

【10】ツアー皆勤賞で大企業は大喜び!

 現在、小祝がスポンサー契約をしているのは、所属先の「ニトリ」を含めて13社。これほどオファーが殺到する理由とは─。

「テレビに映る機会の多い国内ツアー上位組は、人気が高いですね。特に18年から国内ツアー皆勤賞の小祝は、ウエアや帽子のスペースがパンパンになるぐらいの売れっ子です。『東京建物』や『ミサワホーム』など大企業も名を連ねています。1社あたりのスポンサー料は非公表なので断言はできませんが、少なく見積もっても13社を合わせて1億円以上の収入があるのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

 ゴルフ界の「さくらの開花」は、まだ始まったばかりなのだ。

*「週刊アサヒ芸能」4月8日号より

スポーツ