ミスターこと巨人の長嶋茂雄終身名誉監督の肖像権管理や商品化権を巡って父と争い、一時は絶縁状態にあったとされる長嶋一茂。茂雄氏側についた次女・長島三奈との確執も噂され、長嶋家の中で孤立していると報じられてきた。
そんな一茂が出演したバラエティ番組で、父との秘話が明かされ、注目を集めている。
それは3月2日放送の「ありえへん∞世界」(テレビ東京系)でのこと。出演者の美輪明宏が、一茂が芸能界デビューした時を振り返った。
一茂が選手を続けながら芸能活動を開始した頃、美輪は茂雄氏と対談。この時、一茂は芸能界に向いているのでぜひ進むべきであると助言したという。茂雄氏は「そうですかねぇ」ととてもうれしそうにしていたとか。
当の一茂はこの話をほとんど覚えていないとか。父のことはいっさい話に出さず、野球をやりながら片手間に芸能活動をしたことはないということだけはっきりさせておきたいと話すにとどまった。
「一茂はうまくコメントして茂雄氏の話題から逃げましたが、ぶ然とした印象を受けました。やはり噂されている確執が本当であると感じました。MCの村上信五もコメントに困っていたように見えましたね」(週刊誌記者)
美輪は長嶋家の“お家事情”を知らなかったのか、それとも知った上であえて触れたのか。いずれにしても一茂にこんな話を振ることができるのは美輪だけだろう。