長嶋一茂、WBCで大暴れの近藤健介に「野球をやってなかったら魚屋の父ちゃん」

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が3月13日、情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC(WBC)」の一次ラウンドを4戦全勝で1位通過した侍ジャパンのメンバーを独特の表現で解説し、笑いを誘った。

 番組では、侍ジャパンの活躍を特集。一茂は金曜日にレギュラー出演しているが、プロ野球OBということもあり、この日は緊急出演となった。

 第2戦の韓国戦を生観戦した一茂は、ここまで打率4割超で絶好調のラーズ・ヌートバー(米カージナルス)への声援が大きかったことを報告。ヌートバーが打席に入ると「ヌーーーー!」というコールが湧き上がる〝ヌーイング〟は、カージナルスでもおなじみだが、WBCでも恒例となった。しかし、一茂は「ヌーーーー!」を「ブー!」と聞き間違え、「なんでみんな、ヌートバーにブーイングしているのかと思った」と告白。一茂の説明によれば、「ヌー」も「ブー」も子音が「ウー」なので、聞き間違えたという。

 二刀流で活躍している大谷翔平(米エンゼルス)の打球速度の速さについては、一茂も脱帽。月曜コメンテーターの石原良純を例に出し、「良純さん(が守備)だったら顔にそのままドバッと当たる」と表現して笑いを誘った。

 一次ラウンドで出塁率6割の近藤健介(福岡ソフトバンクホークス)には、バッティングでの活躍を讃えながらも、容姿については「野球をやってなかったら、魚屋の父ちゃん」と言いたい放題。

 もちろん、真面目に解説することもあった。しかし、韓国戦でのヌートバーのファインプレーに触れたとき、「僕が多少素人目で見ても……」と元プロ野球選手の自覚がないと思える失言。急いで「素人目では見られないですけれども」と言い換えたが、視聴者の間では「一茂、自分のことを素人と言った」などと盛り上がっていた。

「珍解説もさることながら、一茂といえば、野球に限らず〝話が長い〟ことでも視聴者を呆れさせています。この日もWBCに出場経験のあるルートインBCリーグ栃木の川崎宗則選手が解説として出演していましたが、一茂は川崎よりも長く話しているような印象でした。キャスターを務めるフリーアナウンサーの羽鳥慎一も一茂の話が長いと感じたのか、CMに入る直前、『1回、早く黙ってもらって…』と本音を漏らしていました」(テレビ誌ライター)

 侍ジャパンの躍進が続けば、また一茂の珍解説、長話も聞けそうだ。

(石田英明)

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