元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が1月20日、金曜コメンテーターを担当する情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。ハラスメントまがいの発言を連発し、キャスターを務めるフリーアナウンサーの羽鳥慎一から制止される一幕があった。
番組では、冬のカサカサ肌対策を特集。肌の水分量が低下すると、カサつきなどの原因となる。肌の水分率はデパートの化粧品売り場などで調べられるという話題になったときのことだ。
一茂は「(肌の水分率を)チェックしてモノは買わなくてもいいんですかね」と質問。特に問題ないと言われると、「化粧品売り場の人って、きれいな人が多いから、ついつい行っちゃいなそうだなと思って」と、ニヤニヤしながら本音を明かした。この発言はまずいと判断したのか、羽鳥アナは「理由が違う。行く理由が違う」と、一茂を戒めた。しかし、一茂は「〝(きれいな)女性を見ると潤う〟という、僕の中で勝手な思い込みがある。やっぱり見ていたいな、きれいな人たちを」と引き下がらなかった。
食事面での肌ケアの話題でも一茂節が炸裂。コラーゲンは肌の新陳代謝に役立つということから、一茂は「女性はコラーゲンを多く含んでいるからというと、だいたいみなさん、お食事行ってくれますね」と発言。スッポンは嫌だという女性でも「『すげぇコラーゲンのかたまりだよ』と言うと、『じゃあ行く』って人が多いですね。統計的にね」と自身の経験を告白。羽鳥アナはすかさず「なんの統計ですか」と注意喚起した。
一茂が放った一連の暴言を見ていた女性視聴者は「化粧品売り場はきれいな人が多いと言ったときのニヤけた顔w」「女性をスッポンで釣れると思うな」「完全にセクハラ発言」と怒り心頭だ。
「女性を軽視している発言で、ハラスメントと取られても仕方ありません。しかし、2018年4月20日放送の同番組で、一茂はセクハラについて『自分の地位を利用して卑わいな行為をすること。痴漢よりもっとひどいこと。大犯罪』と語っていました。卑わいな行為はしていませんが、一部の女性視聴者を不快にさせたことは反省してほしいものです」(芸能記者)
過去のセクハラ批判発言がブーメランとなった?
(石田英明)