「これは破けます」星野源も“絶賛”した「春日語カレンダー」バカ売れのワケ

「これは破けます。メチャメチャ破ける。バンバン、バリバリーッて」

 芸能界イチの“人格者”と知られる星野源(39)がこう言って大絶賛したのが、現在品切れでなかなか手に入らないという激レアアイテム「春日語カレンダー2021」。オードリーの春日俊彰(41)がみずから書いたという春日語が、1日1語、365日分掲載された日めくりカレンダーで、

《毎日の生活に彩りを与える、リトルトゥースなら絶対に持っておくべき商品です》

 との触れ込みで話題沸騰。公式販売サイトでは「販売終了」となっており、運よく注文できたとしても、来年1月下旬から発送される見込みだという。この「春日語カレンダー」は人気ラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)では何度も話題にのぼった“問題作”だという。

「番組リスナーの間ではすっかりおなじみですが、相方の若林正恭さん(42)が『お前こんなの売っていいのかよ』『(定価の2970円に)高すぎるよ!』と何度もツッコミを入れたほど。とくに若林さんが問題視していたのが、芸能人の名前を勝手に使っていた点。『向井理=今からそちらへ向かいます』や『アリ、水沢アリー=あり』といった春日語が収録されていて、春日さんいわく、事務所への許可は取っていないとのこと。これには若林さんも『裁判でも起こされればいい』と完全に突き放していました」(芸能記者)

 こうした放送内容を星野源もしっかりと耳に入れていたようで…。12月22日深夜オンエアの「星野源のオールナイトニッポン」では、この「春日語カレンダー」をプレゼントされたエピソードを披露。渡された時はその豪華な装丁に驚いたようで、「これ、いただいていいんですか?買いますよ」と言ったものの、厚意に甘える形で快く受領。「新米のリトルトゥースとして謹んでいただきます…みたいな感じで」と振り返り、日めくりカレンダーを次のように評した。

「中身をめくって見たんですけど、高いですよね!なぜかというと春日さん成分がこんなに少ないの…と思って」

「いや、日めくりカレンダーとしてのクオリティは素晴らしいんですよ!」

「素晴らしい日めくりカレンダーです」

 こうホメちぎったうえで、その実用性に触れて、

「(他の商品だと)日めくりっていっても破けないじゃないですか。やっぱりこう…言葉が書いてあるわけでもったいないっていうの?でもね、これは破けます」

 と冒頭の“破けます発言”につながったのだった。

「星野さんはこのラジオで飯尾和樹さんが出した『まいにち、飯尾さん』にも触れて大絶賛していました。双方にも魅力があると語っていましたが、星野さんが『破ける』と断言したクオリティの低さが逆に気になって購入を希望するファンは相当数いるはず。若林さんもラジオでかなりこき下ろしていましたからね。最近は自治体が『おしい!広島県』『スタバはないけど、スナバはある!』など、自虐ネタをPRに取り入れて話題となりましたが、それに似た宣伝効果があったのではないでしょうか?」(エンタメ誌ライター)

 破ることに何のためらいも抱かずに済むという「春日語カレンダー」。注文のチャンスを逃してしまったファンは再販売の報を待つしかなさそうだ。

(石川ともこ)

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